恋愛作法 愛についての448の断章 (集英社文庫)

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  • 集英社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087481662

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛がよくわかっていないのではないかという私にとっては、色々と考えさせられる内容でした。
    こういうおばあちゃんになりたいか、なれるのか、それは女性として幸せなのか、どうなんだ、という答えの出ないぐるぐるに巻き込まれ、それが面白かった。
    こういうおばあちゃん、好きよ。

  •  さぁこの本、低評価にしたには理由があります。それは宇野さんの言っていることが私には理解できなかったということです。それは私のIQと宇野さんのIQが離れているからなのでしょう。読むのが苦しい一冊でしたね。 '229/20 '2311/19

  • 恋に生きた宇野千代さんに、自分の気持ちにまっすぐ生きた宇野千代さんに、一種の憧れすら感じる。

  • 心身健康で生命力あふれた作家の本を読んでみようと思い、「長生きした作家」という話題の中で宇野千代を知りました。明治から平成にわたり、98歳まで生きられ
    た女性。元祖肉食系女子とも呼ばれているようだけど、本当に「積極的」という表現では足りないほどアグレシッブ。この時代の女性とは思えないほど。(現代の女性の中でも相当肉食系だと思うけど。)実業家としての活動も旺盛で、しかも晩年に至るまでその行動力が健在だから、正直圧巻でした。

    ちなみに長生きした男性作家としては、同様に明治から平成にわたり、95歳まで生きた井伏鱒二。

  • 2017.01.02

  • 宇野千代さんの本を読んだのは何年振りでしょう。いつだったか若かりしころ、こんなエネルギッシュなおばあさんになりたいと思った時代もありましたが、、、この歳になると、ちょっと破天荒すぎるというか、この方の哲学/幸福感が今の私には共感できなくなってしまいました。こういう人もいるんだなという点では面白いですけど、もはや他人事になってしまった、、、反面教師的に参考になるというか、、、でもいろいろな人の生き方がありますからね。。。

  • 「おはん」の文章を書くために、「愛」についてお勉強をする。

  • 失恋したことのある人はかなり共感できると思う。短編が続くので、好きな言葉だけ切り取って心のお守りにできます。

  • その道に生きた人の言葉。

  • 「幸福は幸福を呼ぶ」という本を先に読み、それからすぐこれを読んだため、似た話が多かったので、ちょっともういいかなあっと思ってしまいました。一つだけ、参考になった勉強になった部分があったので、読んで損したとは思いませんでしたが。

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著者プロフィール

宇野千代
明治三十年(一八九七)、山口県に生まれ岩国高等女学校卒業後、単身上京。自活のため、記者、筆耕、店員など職を転々とし、芥川龍之介はじめ多くの作家に出会い、文学の道へ。昭和三十二年(一九五七)『おはん』により女流文学者賞、野間文芸賞。四十七年、芸術院賞受賞。平成二年(一九九〇)文化功労者に選ばれた。八年(一九九六)死去。ほかの主な著書に、『色ざんげ』『生きて行く私』『宇野千代全集』(全十二巻)など。

「2023年 『九十歳、イキのいい毎日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宇野千代の作品

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