灼光 神尾シリーズ2 (集英社文庫(日本))

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  • 集英社 (1994年9月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784087482072

作品紹介・あらすじ

西アフリカ、コートジボワール。熱砂の地に、男が命を賭して守るものは何か――。失踪した青年・水町俊を追う海の男・神尾。茫漠たる大陸の奥深く、男の想いが熱い。(解説・横井 司)

感想・レビュー・書評

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  • 神尾 2

  • アフリカでした。
    最初ッから最後まで・・・
    解説にもあるように、横浜で腰を落ち着けるんじゃなかったのか神尾!
    と、誰もが突っ込みたくなる・・・
    しかしその突っ込みもすぐに収められ、神尾の動きに引き込まれるのだ。

    まず、神尾は何をしようとしているのか、何をしにアフリカくんだりまで出てきてるのか。
    神尾は横浜で探偵を初めて、半年間はどうでもいいような仕事をして、今回初めて、仕事をした、と言えるものをしているらしい。
    それも、神尾の住んでいる家の大家・水町夫人の息子をアフリカから連れ戻す仕事だ。
    黒い肌の国で日本人かー、と思ったらこの息子・俊、黒人アメリカ人とのハーフで肌が黒色・・・!
    なんか面白くなってきた!
    海のある場所しか知らなかった神尾が、内陸の場所を見て驚くのもまた新鮮だった。
    俊は好きになった女が事件を抱えてこの国に帰り、守ろうとして追ってきたらしいのだが、神尾は俊に会って神尾流で気持ちを確かめ、俊のやりたいことをやらせることに。
    神尾は主人公だけど、ちょっと物事を脇から見ている感じがして、前巻に比べると「読んでる」っていう感じがした。
    つまりなんというかーー
    あんまりのらなかった・・・
    神尾がその激情さを見せたのは、本当にラストだ。
    いや、神尾は最初っから最後まで神尾でしたけど。
    しかし最後の最後、神尾に通訳として雇われていたはずのエミールというお爺ちゃんが美味しいとこどりをしたので、こっちもニヤリとしてしまった・・・

  • 今でこそ歴史小説なんか書いてるけど、北方さんといえばハードボイルド小説の教祖的存在だった。
    「檻」とこの神尾シリーズは若い頃読んだけど、結構影響受けたかな。青かったからね。ハードボイルドに抵抗や嫌悪をもつひとにこそ読んで欲しいな。神尾シリーズは1作目の「群青」と、この2作目がとっても良いです。

  • 2008年6月

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著者プロフィール

北方謙三

一九四七年、佐賀県唐津市に生まれる。七三年、中央大学法学部を卒業。八一年、ハードボイルド小説『弔鐘はるかなり』で注目を集め、八三年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、八五年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。八九年『武王の門』で歴史小説にも進出、九一年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞、二〇〇四年に『楊家将』で吉川英治文学賞など数々の受賞を誇る。一三年に紫綬褒章受章、一六年に「大水滸伝」シリーズ(全五十一巻)で菊池寛賞を受賞した。二〇年、旭日小綬章受章。『悪党の裔』『道誉なり』『絶海にあらず』『魂の沃野』など著書多数。

「2022年 『楠木正成(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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