むむむの日々 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 419
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087482508

作品紹介・あらすじ

こういうのは困る。しかし、ああいうのも困る。とはいえそういうこともちょっと困る。などと腕組みして暮すハラダ君の、涙と笑いにまみれて思い出される困惑的エピソードのかずかず。耳障りな口癖、やっかいな職業名、底意地の悪い体重計、煮魚ダメなんですぅのお話。男の純情と優しさの試練の日バレンタインデーについて。目玉と歯をめぐる妙な考察etcエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • ◆きっかけ
    俵万智『本をよむ日曜日』で以下のように紹介されていて。ハラダさんは俵家(ご実家)の人気者だそうだ。笑えるえとのこと。近所のお兄さんの噂話でもするかのように作家の話をする俵家。素敵な家族だなぁ。2017/1/21

  • 「むむむの日々」3

    著者 原田宗典
    出版 集英社

    p66より引用
    “とにかく子供の時分から、ヤブ医者ばかりに巡りあってしまう。
    小児科、歯医者、内科、外科、眼科にいたるまで、ことごとくヤ
    ブ医者ばかりであった。”

     コピーライターである著者による、エッセイ集。
    著者が考える歳時記から趣味のバイクについてまで、楽しい文章
    で書かれています。

     上記の引用は、人の身体について書かれた章での一文。
    何と言いますか、ご愁傷様ですと言えばいいのでしょうか。著者
    はその他の著書を読んでも、災難に遭遇する機会がとても多いよ
    うです。
    私の周りでは、ずっと昔からヤブと言われ続けている医院でも、
    つぶれること無く続いている所もあるので、医者と患者は相性の
    問題が大きいのかもしれません。
     エッセイだけでなく映画評もある、盛り沢山の一冊です。

    ーーーーー

  • 2、3年に一度の周期で読んで笑いたくなる本。
    初めて出会ったときは中学生三年生でクラスでまわし読み。
    ヨガポーズのあたりなどはそうとうゲラゲラ笑っていましたが・・・
    今は口元を押さえてくすくす笑っては、
    あのころは何がそこまでおかしかったのかな~と思い出しています。
    思えば受験期に手軽につまめる「ほっとひといき」だったのかも。

  • 原田宗典さんのエッセイ本。この作者の作品は初めて読みました。
    うーん、「すっごい面白い!爆笑!!」って言われて薦められたから、ちょっとハードル上がっちゃったかな?笑
    中には「分かる分かる!」っていうやつもあったけど、普通かな。。。1991年発表ということで、ジェネレーションギャップもあるんだと思います笑
    他の本も何冊か手に入れたんで、また違うの読んでみます~

  • むむむ。原田さんのエッセイにしては、まあふつうかな。

  • 原田 宗典 さんの本で初めて読んだ本。
    もー大爆笑させていただきました!保管殿堂入り!

  • エッセイ。

  • 公共の場所で読んではいけない。部屋で大爆笑しながら読むのが正しい。

  • 日々困惑の日々。
    年を取れば取る程に困惑の度合いは深まる一方だ。
    むむむと唸るのはオレだけじゃないんだなぁと、その考察に唸らせられるのであります。
    大好き、原田宗典。

  • ちょっと切ない出来事も読めちゃう爆笑本。

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著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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