- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087482645
作品紹介・あらすじ
昭和21年、初めて「サザエさん」登場。以来、磯野家を知らない人はいない。笑いがあり、涙があり、ペーソスがあり、皮肉がある。豊かさへの渇望、戦後民主主義への期待が満ち溢れて、日本人の縮図を見ることができる。本書は69のQ&Aで「サザエさん」の秘密に迫る。「サザエとマスオはどこで知り合い、結婚することになったのだろうか」「サザエは外で仕事をしたことがあるのか」等々。
感想・レビュー・書評
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みんなが知ってるサザエさん。漫画内の謎を解き明かしています。
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こういう考察本ってこじつけとかいっぱいあっておもしろい。
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波平とマスオの、あの微妙な距離感は確かに気になっていた。本書は、東京サザエさん学会が「磯野家の謎」の答えを、漫画本をもとに調べ推理したもの。テレビのアニメは除外して調査・分析されている。69の謎が挙げられている。それぞれの答えは論拠はあるものの、独断と偏見を感じるものも多い。サザエさん好きでも本書のような本を知らない人には、ちょっとその内容を披露すれば、「へぇ〜」と興味を持ってもらえるだろう。
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サザエさんの謎に迫る本。四コマなどにおける矛盾を見つけて笑おうといった主旨です。
個人的には、サザエさん家にはトイレが7~8個あるといった考察が一番笑いました。 -
090227(s 090309)
090806(s 090905) -
(内容)
お茶の間に笑いをふりまく国民的キャラクター、サザエさんとその一家。
そんなサザエさん一家に関する「知っているようで知らない」69の謎とは!?
平成4年12月18日発行。
(感想)
私はサザエさんが好きである。
漫画は全巻所持しているし、フジテレビで放送されているサザエさんも、結構観ている。
で、なんでこんなに好きになったか?と言えば、本作「磯野家の謎」が発売されたからなのです。
あれは忘れもしない、小学時代の或る冬の日。
自由ヶ丘の某書店で、「今、話題の本」という宣伝文字と共に山積みされていたのが、この本でした。
磯野家って、あのサザエさん一家のことでしょ?と、思い、手にとり数ページ立ち読みしたところ、これが面白い。
へェ、あの漫画からよくこんな研究してるなぁ・・と感嘆していたところ、「立ち読みするなら買ってくれ!」というような目で、ジロジロ見ている本屋のおばさん。
そういえば、こういうシーン、サザエさんの漫画でもあるんだよな〜と思いつつ、自宅で風呂に入りながらゆっくりと読んだところ、ハマりました。
磯野家は東京に来る前、どこで、どんな生活をしていたのだろうか?という質問からはじまり、磯野家の人々の年齢考証から生活水準、波平、マスオの勤務先、カツオとワカメの小遣い額等など、どうでも良いと言えばどうでも良いけど、マニアの心をくすぐる話が満載です。
実際、相当話題になり、この本がきっかけとなって、多くの謎本が出版された気がします。
そういう意味でも非常に影響力の大きかった本なのではないでしょうか。
この本は、ビデオ化もされました。
ちなみに、この本の反響が、この後続く、磯野家の謎シリーズVSサザエさんの秘密シリーズの幕開けにもなったわけです。
詳しくは、次に紹介している"サザエさんの秘密"を読んで下さい。 -
この手の本では初めて読んだのがこれ。
笑いすぎておかしくなりそうだった・・ -
謎本ブームの火付け役となった『サザエさん』の謎本1冊目。帯には「どんな家庭にも秘密がある!」。69の疑問に対して、客観的な視点から淡々と解説がなされています。発売当時あそこまで社会現象を引き起こしたのは、やはり『サザエさん』の国民的漫画っぷりの成す技なのでしょう。他の漫画ではああはいかなかった。今読み返しても、色褪せない面白さです。
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「波平さんは米軍のヤミ物資を横流ししてたのがバレて福岡から東京に逃げてきた!?」
平和な磯野家の裏に隠されたあまりにも衝撃的な事実を次々と暴き出す問題作。というか連載における矛盾点に対するツッコミ、といおうか。些細な事柄が多いがここまで調べ上げた努力に脱帽。原作の漫画を読んでいると読み物としてかなり面白い。 -
ブック○フで気になって購入してみた。いや、あの、普通におもしろい!!わら たしかにねー色々つっこみどころ満載だもんね、サザエさんwww