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Amazon.co.jp ・本 (488ページ) / ISBN・EAN: 9784087483208
作品紹介・あらすじ
戦場にあっても和歌を詠む文人。激動の時代を駆け、真の志を貫き通した男、長州藩士・山田顕義がたどった道とは。顕義の人間像を通して、幕末明治の転換期を鮮やかに描く。(解説・磯貝勝太郎)
感想・レビュー・書評
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松下村塾出身者のなかではおそらく最年少の山田市之允(のちの顕義)が主人公。15歳で入塾した彼は「市ィ」の愛称で親しまれ、その軍事的才能は高杉晋作のお墨付き。
しかし著者の早乙女貢は会津人なので、官軍諸藩とその人物を憎むこと甚だしく、本作もわざわざ長州藩士である山田を主人公にしているにも関わらず、その3分の2くらいまでは薩長の悪口で終わってしまうという無茶苦茶さ(苦笑)
もちろん主人公のことは悪くは書いていませんが、実際の彼は会津嫌いで有名で、西南戦争当時部下だった会津出身の山川浩に結構意地悪した事実が残っているんですけどね。早乙女貢はそのへんどう思ってたんだろう。
まあ政府官僚としての山田は、山県有朋や井上馨など藩閥を利用して私利私欲を貪り汚職事件を起こした長州人とは一線を隔し、桂小五郎の理想主義に傾倒した潔癖な人柄だったようですが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1997年3月14日購入
1997年4月7日初読
早乙女貢の作品
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