妻の女友達 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 391
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087483307

作品紹介・あらすじ

市役所の戸籍係をしている夫と美人ではないが清楚で控えめな妻。平和で波風の立たない人生をこよなく愛する夫婦の前に、突然現れた妻の学生時代の女友達。女流評価家として活躍するスキャンダラスな女の登場が平穏な家庭をいつのまにか破滅的状況に追い込んでいく…。推理作家協会賞受賞の表題作。ありふれた日常に潜む愛憎が殺意を纒ってあなたの背後に忍び寄る恐怖の瞬間。傑作サスペンス6編。

感想・レビュー・書評

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  • うんうんとうなずいてしまう

  • どの話にも共通項がある。

  • どの話も面白かった!
    まさに、女の方が男よりも一枚上手だということを思い知らされるような話ばかりだった。

  • 20140219読了。
    初・小池真理子。女って計算高い、怖い生き物だと感じた作品たち。
    しかしどれもこれもスッキリしない嫌な気持ちで結末を迎えるから、同じような内容ばかりを取り揃えた短編集にしなくても…という意味で、星2つ。
    1つ1つは女の怖さを感じさせる、身近にあるかもしれない話で、女の本質をえぐり出しているからなかなか良い。

  • 短編集 女友達にまつわる話
    軽いかんじで読めました

  • さすが有名な短編集だけあり、とても楽しめた。
    てか、女のってこわ。。
    どれもおもしろかったけど、転落と妻の女友達の女は特に怖かった!
    男が思うほど女って弱くないし計算高くてずる賢いし自己中。
    男喰いの女、は、結局全部妄想で結果的に旦那を殺してしまうけど、思い込みで突っ走る感じも、あぁ女だなぁ。と。
    さすがです。

  • なんかソワソワする文章。

  • はじめて読んだ小池真理子さんの作品。
    そして貧弱な私の読書経験のなかで最も私を震え上がらせた一冊。
    早く続きが読みたくてたまらない、でも夜は怖くて本を開くことさえできない。
    そのため通勤電車の中や、お昼休みに読み進めました。

    現実がこうだとは信じたくありませんが、女の怖さを垣間見た気がします。
    無知な私はタイトルからエロスを感じたのですが、開いてみると日常に潜み膨らむ殺意をリアルに読者に思い描かせる文章です。
    タイトルで私を誘っておいて、内容で震え上がらせた小池さんは私にとっての魔女ですね。笑

    また女性の怖さを知ると同時に、男性として殺意を抱く主人公にも共感してしまったので
    私の中にもこうした悪意の種があるのだと知りおののいています。

  • 女は怖い。
    男は弱い。

    サスペンスは苦手だと痛感。

  • ・菩薩のような女
    ・転落
    ・男喰いの女
    ・妻の女友達
    ・間違った死に場所
    ・セ・フィニ 終焉

    過度の保身・欲から殺意を抱く経緯、破滅して行く男たちの描写は素晴らしい。ただ、内容が暗くて陰険で、読んでいて楽しくないので、もういいやって感じになる。

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著者プロフィール

小池真理子(こいけ まりこ)
1952年東京都生まれの作家。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で日本推理作家協会賞(短編部門)、96年『恋』で直木賞、98年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で芸術選奨文部科学大臣賞、13年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞。その他の著書に、『二重生活』『無伴奏』『千日のマリア』『モンローが死んだ日』などがある。
2019年1月6日から、『モンローが死んだ日』がNHK BSプレミアムでドラマ化。主演は鈴木京香、草刈正雄。

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