- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087484038
感想・レビュー・書評
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世にも奇妙な物語みたいに、飽きずにサクサク読める。
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短編ホラー集。
ガダラの豚がホラー部分がギュっと凝縮された印象。ただ、凝縮されたことで中島らも作品の独特なそれに至るまでの緻密な流れの描写が失われている印象があり少し残念な部分もあり。 -
前半の短編気味が悪い。
体のパーツごとの短編集。
現実味がある話が多く、面白かった。
好きなのは『鼻』と『耳』。
うわぁぁ。ってなりました。 -
らもさんの入門編としておすすめ。かと言ってこれ以上の作品はあまりないのかもしれない。
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94
初 中島らも!
いろんなジャンルの話が読めて面白い。
体の部位がタイトルの一部に入っていて、
わたしが好きな話は 目 と 血 と 口 かな。
ハッとする話が好きなんだと思う。
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ヒヤリとする
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ひっさしぶりに再読。
「はなびえ」にもあったが、中島らも独特の、孤独の幸せ、静謐な時間、というものが、作品のはしばしに現れている。
これがらも小説の魅力なのだな。
「永遠も半ばを過ぎて」や「水に似た感情」などよりもエンタメ色を強めているが、らもの人生観が心地よい。
「翼と性器」は何度読んでもぞっとする。 -
身体をモチーフにしたホラー・オムニバス。著者独特のユニークでちょっとしたアイロニーを散りばめたオチが秀逸です。「健脚行」は、いい話しです。
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短編集。面白いものもあればそうでないものも…。金魚王国の崩壊みたいな話があって、それはわりとドキドキした。
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『あっちゃあ…!』というオチが満載!
そして田辺聖子の気のない解説も見ものです。