権力の司祭たち (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087484090

感想・レビュー・書評

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  • 今日の政治の原点がよくわかる。特に小沢一郎の立ち位置。
    平成三年の状況を記しているが、その後の小選挙区制の導入と、権力争いの行方、今日の状況の起点となるのが、この頃の出来事ではなかろうか。
    この後の今日の政権移譲までの混乱期は、あまりにも混沌としているため、今の状況と対比して考えると、実にすっきりする。今後の政治を見極める際に、関係を整理するには、原点を理解するのがよさそうだ。

  • 政治とは金のやり取りとマッチョの派閥争いであることがよくわかる。写真がふんだんだが、もう少しましな写真はなかったのか。

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著者プロフィール

早坂 茂三(ハヤサカ シゲゾウ)
政治評論家
1930年北海道函館市生まれ。1955年早稲田大学政治経済学部卒業後、東京タイムズ社に入社。政治部記者時代に田中角栄氏と出会い、以後23年間、敏腕秘書として勇名をはせた。「日本列島改造論」の名づけ親でもある。田中氏の病気療養を境にフリーとなり、政治評論家として活躍。『オヤジと私』を皮切りに、『田中角栄回想録』『政治家 田中角栄』『駕籠に乗る人担ぐ人――自民党裏面史に学ぶ』『宰相の器』『鈍牛にも角がある』『意志あれば道あり』(以上、集英社文庫)など多数の著作を出版する。2004年、肺がんのため逝去。

「2016年 『田中角栄と河井継之助、山本五十六』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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