- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087484120
感想・レビュー・書評
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抜群におもしろい。
モーターホームでアメリカ全土を旅した記録であり、同時にアメリカを考察した鋭い学術書のようでもあった。
特に、ミッキーマウスやマクドナルドの考察は読ませる。多民族国家の歴史を絡ませて藤原氏ならではのアメリカ解析が冴え渡る。
学者や評論家が書いたアメリカ論より読み易く面白い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカは広い。
あのハンバガーとステーキしかないのは
なんとも言えない。 -
ちょっと昔のごく普通のアメリカの空気感、今の日本に通じるものがある。マクドナルドとディズニーランドの話には納得させられた。だだっ広い荒野を駆け抜けるコンボイを思い出す。どこまでも平坦な世界を吹き抜けるドライな風の中、終わりの見えないドライブを続けてる感覚。いつもとは違う内部の視点からアメリカを見つめると、なんだか虚しくも親近感のある郊外の風景が広がっていた。
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100113(n 100224)
101120(s) -
汚いアメリカ
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アメリカの内陸に生まれずに良かった。アメリカの地方都市で生まれていたら自分も人知れず寂しく静かに病んでいく気がする。アメリカ人も悩んでいるのだと思えてくる。ブッシュ周りを除いては。。。
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著者がモーターホームで旅をして、そこから見えてきたアメリカ。著者の視点はいつも僕に色んなことを教えてくれます。僕にとって藤原新也氏といえば「印度放浪」よりもこれです。