ガダラの豚 2 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 2191
レビュー : 146
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087484816

作品紹介・あらすじ

大生部一家はテレビ局の特番取材で再びアフリカへ旅立つ。研究助手の道満、スプーン曲げ青年の清川、大生部の長男納、テレビのスタッフ6名。一行はケニアとウガンダの国境沿いを北上してスワヒリ語で「13」という意味の不吉な村、クミナタトゥに着いた。村民に怖れられる大呪術師バキリの面会に成功した一行は最大の禁忌を犯す。バキリのキジーツの少女を攫ったのだ。危機一髪。ケニアを後にする。日本推理作家協会賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  •  主人公の大生部家族がテレビの企画で、アフリカを旅する二巻。

     一巻でも思いましたが、内容がとっても詳細だと思います。アフリカの文化や風土をしっかりと描いているのは、もちろんなのですが、それが説明臭くないのもまたすごい。

     登場人物たちが実際にその文化に触れ、生き生きと反応している、そういう感じが読んでいて伝わってきます。海外ロケのドキュメンタリー番組を見ているような、そんな面白さがあります。

     そして、作品の肝となる呪術の描写もバッチリ。アフリカ特有の呪術文化の解説をしっかり入れつつ、それでいて不気味さもしっかりと描いています。読んでいて、どこまでがトリックでどこまでが呪術なのか、分からなくなってきます。

     さらにはアクションあり、逃避行ありと、とにかく詰め込めるものを詰め込んだ感があって、それが読んでいて楽しいです。これだけ内容が濃い話を文庫一冊分で、区切りよく次の巻につなげているのもすごい……。

     最終刊の次巻もとんでもない展開になりそうで楽しみです。

  • 息もつかせず驚きの展開、背筋がゾッとする描写もあり大満足。
    最終巻がどのように盛り上がるか期待。

  • あーこりゃおもろいわ。

    1巻から、がら~~~~っと雰囲気変わって。


    ほっほう、バナナがそう来るかという。


    いやもう、こりゃもう、3巻が楽しみだヽ(^。^)丿

  • 第2巻はいよいよ真打登場といったところ。アフリカの呪術文化がふんだんに描かれている。

  • Ⅰはエセ超能力&洗脳の新興宗教。Ⅱはアフリカの呪術もの。ⅠよりはⅡの方が面白かったかな。自分には、んんん?とモヤる展開が多く、惰性で読んでいる節がある…

  • ガダラの豚II

    190221読了。今年12冊目今月5冊目。

    #読了
    #中島らも
    #ガダラの豚II
    舞台をケニアに移して最強の呪術師との対面。タイトルの意味もこの巻で分かる。不穏を告げる神父の残した日記。
    本物の"力"なのか科学なのか。
    朝活しようと思ってたのに時間使い切った!
    ただ後悔はしていない。

    読み進めたい気持ちも呪術師の掌の上なのだろうか。

  • 第47回日本推理作家協会賞
    著者:中島らも(1952-2004、尼崎市、小説家)

  • アフリカ編になって少し様相が変わる。
    先を読ませない。

  • 上巻に同じ

  • とんでもない展開。
    三冊の中で一番2巻が好き。

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著者プロフィール

1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞を受賞。
主な著書に、『明るい悩み相談室』シリーズ、『人体模型の夜』『白いメリーさん』など。2006年7月に短編集『君はフィクション』を刊行。2004年7月逝去。

「2014年 『ロカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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