喰寝呑泄 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 99
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087484960

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  • 普段,口にしないような話や,未知の世界の話題に、驚いたり大笑いしたり。10のオモシロ対談集。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「ワァ、そんなもの喰うの?!」「寝てから眠るのが早いのは…」「ワインの白と赤、どちらが偉い?」「七大陸を野グソで制覇!」―喰って、寝て、呑んで、泄す。人間の四大根源をなす営みを、テッテイ的に哲学すれば、生命および人生の真実が、ほのぼのと浮かび上がってくる。それぞれの分野で活躍する人の、オカシな体験談、ウンチクあふれる学説が、激論・激笑の渦を巻き起こす快談集。

    基本馬鹿話なんですが、突き抜けた人達ばかりなので面白いです。中には肉の塊と野菜しか食べない大学教授が、子供を保育園に行かせたら「お父さんみんながご飯というものを食べているよ」と言われあわてて米飯を炊き「これが祖国の米と言う食べ物だ」と教えたくだりは笑いが声に出てしまいました。
    人によりけりで話題の中心が変わりますが、排泄は非常に大切ですね。ドバっと豪快にいきたいものです。

  • 1999.8.10〜16 読了

  • 1997年7月読了。

  • たまにはこんな笑える対談集を読むのもおもしろい。

  • まず喰寝呑泄と書いて「くうねるのむだす」と強引に読ませてしまうあたりが、椎名誠のただならぬ才能を感じてしまうところである。
    内容は各界の著名人と喰う、寝る、飲む、出すについておもしろおかしくかつ真剣に話し合うトーク集。
    気を抜いて読むのに最適。

  • 「喰・寝・呑・泄」という人類不変の事柄をテーマにし、各界著名人と椎名誠とのしょーもなくも深みのある対談集。加藤芳郎の江戸っ子的語り口や前田日明との格闘技対談は興味深かかった。

  • 最初はトイレの中で読んだため,面白さが半減。一気読みすれば早く読み終われたなあ。酒に関する部分は面白かった。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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