もう一度デジャ・ヴ (集英社文庫)

  • 集英社 (1998年2月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784087485158

作品紹介・あらすじ

行ったことはない。でも、テレビに写し出された風景は見覚えがある!その強烈なデジャ・ヴ〈既視感〉に僕は意識を失い、過去へさかのぼる。運命の人と出会うために…。ファンタジー・ロマン。

感想・レビュー・書評

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  • これは事実上の村山さんの処女作であるらしい(後書きでそう書いてある)。
    で、面白い!ドラマや映画になっていてもおかしくないくらい。こないだ読んだアダルトエデュケーションとは全く違う作風だけど、どちらも素晴らしいと思う。もう少し村山さんの本を読んでみたくなりました。

  • 序盤から、由佳姉さんはとてもスピリチュアルな方なのではないかと思った。
    そしてあとがきを読んで確信した。
    しかもこの文庫本が発行されたのは1998年。
    今よりもずっと前世についての知識は浸透してなかったはず。
    とても興味深く読み、そして楽しめた。

    “真に愛した男と一夜を過ごすことが、人の道にはずれたことだとはどうしても思えなかった。人の道に外れるとは、夫がしていることを言うのだ。”

    おりんがはやてと関係を結ぶことを頑なに拒むシーン。
    若くないから。
    10も離れているから。
    いやだと言っても思う通りにするのであろう?
    これらは全てエゴだ。
    そのエゴを見透かしたはやては一言、
    「いやなのか?」
    「いやならいやと言え」
    と、おりんがどうしたいのかを聞く。
    このシーンだけでもはやてはいい男だと思った。
    この視点25年も前に由佳さんは着眼している。
    益々由佳姉さんが好きになった。

    ただひとつだけ。
    ラストの終わり方はあれで良いのか??と思っていたら、これはおいしいコーヒーシリーズのスピンオフなんだね。

    あとがきで由佳さんはこう書いてます。
    「読んでくださる方たちに、読んだことを後悔させない小説を書き続けたい」
    他の作品も、追います!!

  • おいこーシリーズの桐島先生と矢崎くんの秘密?が知れるというので読んでみた。ふたりがこんなロマンチックな絆で結ばれているなんて…!予想外すぎてびっくり。他の作品の登場人物がリンクするの大好きなので、こういう仕掛けは嬉しい。

    「生まれ変わり」「前世」ということについて調べてみたくなった。
    ふたりが今世でどういう風になるのか、おいコーシリーズを読み進めると分かるのかな?

  • 男子高校生が、ある日ふとテレビに映った映像をきっかけに前世の記憶が甦り始めるお話。
    前世と今世の時間軸が繰り返し入れ替わり進んでいきサクサクと読めるお話でした。

  • 生まれ変わり、輪廻転生を題材とした話。
    この人はこう言うSFチックな話も書くのかと少し驚き。

    ページ数も少なめで、サラサラと読めます。
    北村薫氏のリセットを軽くした様な。

  • 相当初期の頃の村山作品なので、今更読んでもおばちゃんは…。
    設定に既視感あり、ストーリーにも既視感あり。
    時代小説部分については、リアリティよりもキャラクターの心情に主眼を置いているので、なんだかあさのあつこの作品っぽいと思ってしまった。
    今読むべき本、ではなかったな。

  • 前世の記憶で、現世での出逢いがある。

  • 「目に見えるものが全てではない」のような終わり方だった。ラストは保健室の先生とイチャイチャして終わった。面白かった。

  • 村山さんの独特で綺麗な言い回しと、文体からにじみ出る若々しさ。聞けば処女作らしく納得。
    「文部省推薦みたいな恋愛」なんてどうやったら思いつくの。学生恋愛をここまで的確に、魅力的に、愛情深く表現出来る村山さんのユーモアに感服です。
    内容に関しては、現代パートが特に良かった。
    矢崎を取り巻く人間との何てことなくて、少し青くさくて、どこか懐かしくて、だからこそ少し恥ずかしく感じるやり取りがたまらなく愛しい!!
    昔の自分を思い出して、共感性羞恥を程よく刺激されるなと思いました。あまずっぺ〜!

  • 先は読めちゃうけど、面白い

  • 昔大好きだった小説を再読。さらっと読めるけれど、スケールが大きくてドキドキしました^ ^

  • 2019年94冊目。村山由佳氏のデビュー作。所謂転生ものだが、ページを区切って読んだため内容がイマイチ把握できなかった。最後に主人公がずっと気になる相手が分かるのだが、あれ?という感じで大事な部分を読み落としてしまった感じ。こういう短い物語は一気に読み進めてしまうのが一番なのかなとも思う。という訳で、もう一度再読します。詳しい感想はその時書きたいと思います。

  • 村山由佳さんの処女作。
    カットバック方式で進む物語。
    ファンタジーで少女漫画のような素敵な恋愛小説。

  • ページ数が少ないのですらすらと読めました。エピローグの最後の台詞「きっと、思い出させてみせます」にこの作品のすべてがこめられていると感じました。

  •  ロマンチックだわねえ。さすがに前世とか生まれ変わりとか、信じられない年代になってしまいましたが、心の奥では信じているのかも…。

     映像にしても面白そうです。

  • 少女漫画が小説になったようなテンポの良い作品です。誰が誰の生まれ変わりかすぐに分かるような人物配置で、頭を使わずにさらっと読めるところも良かったです。
    ページ数が少ないので書き込まれた話ではないぶん物足りないような気がしなくもないですが、輪廻転生のテーマとしては厚いので薄っぺらな感じはしませんでした。
    現在と過去が交互になる章運びも飽きが来ませんでした。だらだらした文章がないからこの薄さで満足できる作品になったのかもしれないですね。
    あとで「おいしいコーヒーの入れ方シリーズ」を読んだ時に、矢崎が出てきて得した気分になりました。
    とりあえず保健の先生は何て名前なんですかね、気になります。

  • SF調な村山さんは初めて。初期にはこんなのも描いていたんだ。

  • 前世と現代を絡めた、秀作。すがすがしい読後感。

  • さらっと。輪廻の嵐。

  • 私の大好きな設定。何回も何回も繰り返し読みました。

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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