分身 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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レビュー : 1028
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087485196

感想・レビュー・書評

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  • 函館市生まれの氏家鞠子は18歳。札幌の大学に通っている。最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた―。小林双葉は東京の女子大生で20歳。アマチュアバンドの歌手だが、なぜか母親からテレビ出演を禁止される。鞠子と双葉、この二人を結ぶものは何か?現代医学の危険な領域を描くサスペンス長篇。

  • 面白かった前半の方が

  • 読み終わっちゃったの。先生、あげるわ、この本。
    と言って私に分身をくださった方は双子のお母さんでした。
    読み終わってから、なんだか複雑な心境に‥

  • クローン。
    もし、自分が誰かねクローンだとしたら。
    怖っ。
    知らずに、自分のクローンが存在したら。。。
    もっと怖っ。

  • 自分と全く同じ姿かたちの女子大生。二人が、それぞれに出生の謎を解き明かそうと奔走する物語。高城晶子の「気味が悪かったわ。それこそ身の毛がよだつほどね」という言葉が悲しい。

  • 3

  •  本著では、2人の女性を交互に語ることによって物語を進めている。また、この二人を結ぶものが何なのか、という問題意識を一貫して描いている。
     現代医学におけるクローン技術を取り上げ、権力と利権問題をも組み込んだ物語となっている。人間は、人間を実験動物と同等に扱うことを医学の進歩という大義名分によって人間の生命をないがしろにしているのではないだろうか。進歩は人間の生活を豊かにする。けれども、その進歩が禁断の領域に踏み込んでいることを自覚しなければならない。
     人間の欲望には際限がない。感情はあらゆる人間拡張によって増幅するだろう。踏み込んではいけない境界線を意識し、平生の営為を思慮すべきである。

  • 最初は普通に双子かと思ったのだけれども。
    倫理と研究にかける熱意とのバランスは難しいなと。
    私もエセ理系なのでわかる部分もあるようなないような。
    倫理と研究というのは原子力にも言えることだよなと思いながら。
    ラストが残念。
    えっ?それで終わりと思った。
    東野作品では珍しい。

  • こういう話だいすきだーーーー!!

    とまらない!

    私も似てる人がいたよ、と人からよく言われるから、どこかにドッペルギャンガーがいるかもしれない。

    と空想してしばらく過ごすであろう。

    2016.7.23

  • 2016/07/21

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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