うたかた 上 (集英社文庫 わ 1-24)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087485240

感想・レビュー・書評

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  • 不倫という形の恋愛小説である。
    「街であれば、かつての栄光に彩られ、
     いまは栄えることからまったく見放されたローマであり、ウィーンである。
     間違っても激しい成長を続けつつある東京やニューヨークではない。
     だがそういう街にこそ、かぎりない堕落と虚無と文化がある。」
    平成の今は、東京もニューヨークも成長が鈍っている時である。
    男女の仲もこの街のようであるということ・・か・・。

  • 古い感じで、こんな女の人はいないので、全然話にのめりこめませんでした。
    買ったのでしょうがなく読んだ感じです。。

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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