アド・バード (集英社文庫)

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  • 集英社
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レビュー : 81
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087485929

感想・レビュー・書評

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  • 私が一番面白い小説だと思う「水域」と並べて(三部作として)紹介される本。

    地下に閉じ込められたり、大海原に落ちたり、大勢の鳥に襲われたり、およそ「嫌な死に方」に隣り合わせの環境を、逞しく、たまに途方に暮れて進む。「こんな状況だから」と、お互いの憎しみを棚に上げて頼る・連れ立つ関係性に、妙な説得力があり、微笑ましい。
    非実在虫を描かせたら日本一。

  • 何回読んだかわからない、名作。
    違う世界に行ける、純粋なエンターテインメント
    表紙のイラストがすごくぴったりです

  • ?3部作?なんて言われているもののひとつ、広告戦争とアンドロイドという近未来、正直文体が眠たい、匍匐前進を連想するようなだるさ、これを読んで一番驚いたのは新井素子との因縁だった

  • 第11回日本SF大賞受賞。

  • こりゃすごいと興奮して読んだ記憶があります。部分部分しか覚えていないのですが、一番印象に残っているのは男性型の性的な奉仕をするロボットに追い掛け回される下りです。結局下ネタが印象強いのか。

  • 面白いかな?どこかで盛り上がりが来るかな?と思っている内に読了。

  • 予想してた話とは違ったけど、それもSFのいいところ。父親を探して冒険する兄弟、という手垢のつきまくった話だけど、それを筆力で読ませる力の強さに感服でした。

  •  山田正紀 『最後の敵』につづき、第11回日本SF大賞受賞作(1990年)の本書を読んでみる。内容は村上龍著『歌うクジラ』(2013年)を思わせる。荒廃した未来都市を旅する兄弟のはなし、歌うクジラ同様に人類の姿は変容し、機械(または動物)と融合しているというファンタジーな世界観が好きな人にはおすすめ。

  • 読んで顔を上げれば、ぞっとする。
    我々は既に広告の中に暮らしているのである。
    そんな、現実をすこし浸食するSF。

  • めっちゃおもしろ

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著者プロフィール

椎名誠(しいな まこと)
1944年、東京生まれの作家。「本の雑誌」初代編集長で、写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。近著に『あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入』『あやしい探検隊 済州島乱入』『そらをみてますないてます』『国境越え』『にっぽん全国 百年食堂』『三匹のかいじゅう』『ぼくがいま、死について思うこと』『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』『雨の匂いのする夜に』『おなかがすいたハラペコだ』など多数。
映画監督としては、映画『あひるのうたがきこえてくるよ』で第10回山路ふみ子映画文化賞受賞。映画『白い馬』で日本映画批評家大賞最優秀監督賞、95年度JRA賞馬事文化賞、フランス・ボーヴェ映画祭グランプリ受賞、ポーランド子ども映画祭特別賞をそれぞれ受賞している。

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