1DKクッキン おなかがすいたらじぶんでつくろう (集英社文庫)

  • 集英社
3.58
  • (6)
  • (10)
  • (22)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 97
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486193

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 谷村志穂さんが、飛田和緒さんのコーチで、料理を学んでいくお話です。まず何もないキッチンに、最低限の道具を買い整えるところから始まり、楽しいお二人の掛け合いとともに、やさしく作れる美味しい料理が次々に登場します。一人暮らしを始める人にもおすすめしたい本です。

  • お料理コンプレックス・志穂さんが、お料理上手の親友・和緒先生に料理の指導を請うエッセイ集。料理の前に包丁と鍋もないと言って買いに行くくだりが好き。文章は読みやすいし二人の掛け合いが面白いのでさらりと読めた。
    レシピ本だと思って買うと肩透かしをくらうかもしれない。

  • 料理が苦手な作家の谷村志穂が、料理研究科の飛田和緒のレッスンを受けるという内容の本。

    卵焼きから始まって、タイ料理やパスタなど、料理が楽しくなる品目が並びます。レシピ本というよりは、お料理エッセイといった方が実情に近いかもしれません。

  • この谷村志穂さんて、『余命』の谷村志穂さんだよね?
    マジ!?と、同時進行で読んでいたもう一冊とのイメージの違いに戸惑いつつ、楽しく読んだ。
    同じくMilkyway文庫♪
    いつも、はるばる遊びに来てくれるMilkywayちゃんに、本当に茶しか出さない私に、次回は何か作れよ!のメッセージか!?
    ともあれ、ホントに作りたくなるネジ巻き効果の高い1冊♪
    次の逢瀬まで、このモチベーションが続くことを祈って( ̄m ̄*)

  • 料理を一切しなかった谷村志保さんへの料理の手ほどき本。
    まだ上巻ということもあって、基本的なお料理が多い。
    「生活に対するコンプレックス」を持つ谷村さんが、少しずつ変わっていくところが興味深い。

    最初は「タピオカココナツ」をつくりました。
    あとは、「イカ墨リゾット」と「カルボナーラ」をつくってみようかな。

  • 2001年1月29日購入。
    2011年9月25日読了。

  • 料理音痴の谷村志穂が、友人の料理家、飛田和緒からびしばしとレッスンを受ける。
    飛田和緒のレシピはとかくわかりやすいし、味の素や顆粒出し、ルーを使うなど、ラクチン。そのくせできあがりはびっくりするほどいける!!
    料理をつくるという過程も思い切り楽しんじゃおう、という姿勢がとっても素敵。ふたりの気の置けないかけあいもほのぼの。
    料理嫌いから料理好きまで、まず最初に勧めたい一冊。

  • もやしのナムル・・・とっても簡単なのに、バーベキューや友達の家での飲み会などにこれを作って持って行くと、喜ばれます。

  • 包丁も使えない人への料理指南書。
    「ひつまぶし」にはこれではまりました。
    エピソードが楽しい。

  • 作家の谷村志穂さん、料理家の飛田和緒さんのお料理本です。お料理の苦手な谷村さんに飛田さんがイチからお料理を教える…というエッセイです。私もお料理が絶望的に苦手なので、非常に共感を覚えます(笑)。飛田さんのお料理はとても簡単で美味しいレシピなのですが、なかなか最初がストロングです。鉄のお鍋2つと、信頼の銘柄の包丁を谷村さんに揃えさせ、おなべを赤くなるまで空焼きしてニスを落とし…本格的です。さすが料理人だ。そして初めてのメニューが玉子焼き。裏ワザ的テクニックもチラ見させて、とても美味しいお料理が次々と出来上がるさまは、まるで自分も料理の達人になったみたい(笑)。もちろん、読み物として楽しむのもオッケーです。副題は「おなかがすいたらじぶんでつくろう」なのですが、和洋中、エスニックなど、たくさんつくればパーティー料理にも十分使えるレシピです。かといってヘンにプロっぽいこともなく、お二人のどたばた、ちゃっちゃっとお料理を作るさまが結構ラブリーで好きなのでこの☆の数です。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷村志穂の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×