BAD KIDS バッド キッズ (集英社文庫)

著者 :
制作 : 音部 訓子 
  • 集英社
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本棚登録 : 2403
レビュー : 261
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486285

感想・レビュー・書評

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  • 村山さんの小説は「おいしいコーヒー」シリーズより、こっちの雰囲気のほうが断然好きです!

  • 10/3/10 読了

  • 組み合わせが絶妙です。

  • 海を抱くより先にこの本を読むとさらに面白くなると思う。

    身近にはない恋なのに、なんだか身近のように感じてしまう。
    登場人物二人の弱い部分と強い部分が交互に書かれており、とても印象深く心に残った。

  • 購入済み

    内容(「BOOK」データベースより)
    20歳も年上のカメラマンとの関係に苦悩する都は高校の写真部長。彼女が絶好の被写体と狙いをつけた隆之は、ラグビー部の同性のチームメイトに秘かな恋心を抱いていた。傷つき悩みながら、互いにいたわりあうふたり。やがて、それぞれに決断の時を迎える。愛に悩み、性に惑いながらもひたむきに生きる18歳の、等身大の青春像をみずみずしいタッチで描く長編小説。

  • 私は途中でリタイアしてしまった。
    はじめはよかった。
    都のような女の子は素敵だと思った。言動は周りの人と違っていても根底にある部分は同じで、やはり弱さを持っている。特に、自分のあり方に従って生きる彼女のひたむきさをこれでもかというほど崩す北崎に対しては。この男、わたしが読んだところまででは、にくい。けれど惹かれてしまう気持ちはわからなくもない。
    北崎は都のすべてを奪って一体なにをしたいんだろう?と考えた。・・・たぶんなにをする気もないんだろうが。

    隆之から宏樹への恋心も、リアルさがあってどきどきした。「そうだよね、幼馴染に、それも同姓の幼馴染に、恋してしまったらそうなるだろうね。」と何度も思わせられた。都が隆之の恋心に気づくきっかけとなった一枚の写真の描写も、いい。

    「写真は、瞬間を永遠へと焼きつけてしまう。」
    ―――なんて残酷な言葉なんだろう。どんな絵か詳しく描かれなくても、この一文で十分すぎるほどだ。隆之の熱情と絶望を、なんともあっさりとした言葉で投げかけられたように感じた。

    ここまでベタ褒めだけれど。
    都が「してあげようか」と言ったあたりで私の気持ちは冷めた。ほんとうに「ひとつの愛情の形」なのだろうか、「優しい関係」なのだろうか。幸か不幸か、まだ最初で最後の愛しか知らない今のわたしにはあのシーンがどうしても受け付けられなかった。続きが気になるから読もうとしても気持ちが悪くなり手が止まってしまうのだ。
    私にとって男友達は友達であってそれ以上でも以下でもなく、そこにある気持ちは恋人に対しての愛情とは全く違う。

    宏樹に恋する隆之が自分のことを「異常」というのなら、[男]と[女]の間に生まれる性に嫌悪を感じるわたしもまた、「異常」なのだろうか。


    ああ、続きが気になる。
    いつか、読める日がくるかな。

  • 【20歳も年上のカメラマンとの関係に苦悩する都は高校の写真部長。彼女が絶好の被写体と狙いをつけた隆之は、ラグビー部の同性のチームメイトに秘かな恋心を抱いていた。傷つき悩みながら、互いにいたわりあうふたり。やがて、それぞれに決断の時を迎える】

    都・隆之共にすごく弱い部分と強い部分があり、
    個性があって魅力的なキャラクターでした。
    2人の絆は性別を超えたもので、
    高校時代にこういう相手を見つけられるのは羨ましいと思いました。
    同姓ではなかなか埋められないものがあると思うので。。
    最後は今後が気になる終わり方でしたが、
    それはそれで良かったのかも。
    読後のふっと心が温かくなる感じも良かったです。

  • よかった

  • 巷で少し陰のある恋愛小説を書かせたら右に出るものは無いと言われる村山由佳氏である。さてずっと読んでみようかな、と思っていた『天使の卵~エンジェルス・エッグ』よりも先にこちらを読んだ。流れは、まぁ、とにかく半日あれば読了できるほどの長さであるが、読後感の切なさと寂しさと爽快感は特筆に価する。登場人物に感情移入ができるか、とかあれこれと考えないうちに、わぁーっと読んで、ああ君達、生きてるんだねぇ、と胸が痛くなることがしばしばあった。

    作者の設定は知らないが、この物語の主人公は都と隆之の二人ともであると思う。二人が幸せかどうか、それは所詮他人にわかったことではない。でもそれでいいんだ。若いってそういうことだ。と、分かった風な口をきいてみる。

  • 村山由佳といえば「おいコー」シリーズ、が一般的な見解だろうか。
    でも、あの空気感が自分は全く駄目だ。
    村山作品は「おいコー」2〜3作とこれしか読んでいないが、
    こっちはすごく好きだ。
    いろんな意味であっさりしていて、読みやすい。
    こういう男女の友情ものは読んでいて楽しい。

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著者プロフィール

村山由佳(むらやま ゆか)
1964年7月10日生まれ、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社、塾講師などの勤務を経て作家となる。
1991年 『いのちのうた』でデビュー。1991年『もう一度デジャ・ヴ』で第1回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞佳作、1993年『春妃〜デッサン』(『天使の卵-エンジェルス・エッグ』に改題)で第6回小説すばる新人賞、2003年『星々の舟』で第129回直木三十五賞、2009年『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。ほか、代表作として『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズがある。

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