猛き箱舟 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 335
感想 : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486360

作品紹介・あらすじ

あの「灰色熊」のような男になりたい。香坂正次は胸に野心を秘め、海外進出日本企業の非合法活動を担うその男に近づいて行った。彼に認められた正次の前には、血と暴力の支配するアフリカの大地が開けた。その仕事は、砂漠の小さな鉱山を、敵の攻撃から守ることだった-人の世の地獄、野望と絶望を謳いあげた大ロマン。

感想・レビュー・書評

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  • 結構厚い本だったけど、あっという間に読了。薄めの理由で飛び込んだ世界が、とにかく濃い。日本に住む人間とマグレブに暮らす人間の感覚の違い、環境によってこんなにも差が出てしまうのかと愕然とする。
    上巻の最後は、ルセロがどちらにも転べる状態。先が楽しみ。

  • イメージが焼き付いてて、2年たっても少し残っている。たぶんまた読む。

  • ただのチンピラだった主人公が一級の男になることを夢みて危険な戦いに身を投じる。

    普通に生きていれば体験することのない数々の修羅場を経て、最終的にどんなすごい男になるのか期待。

  • 下巻込みで。
    最高の復讐劇。

  • 海外進出日本企業のために非合法活動を行う灰色熊(グリズリー)に憧れる主人公 香坂正次がそのメンバーに加わり、北西アフリカ=マグレブに渡る。
    思いもよらない裏切り、愛、友情、を経験して正次は変貌していく。
    ハラハラドキドキ、一気読みの長編作品。

  • 4〜5

  • 戦いに身を投じた主人公の動機がちょっとわからない。前段が長い。上巻の真ん中あたりから面白くなる。

  • 船戸氏の描く物語の舞台は、異国が多い。しかも、濃密で凝縮しており、映画のような臨場感で迫ってくる。本作でもその筆致は健在であり、読者を西サハラの灼熱の太陽の下に誘ってくれる。
    時代は、約30年くらい遡り日本の企業が資源を求めて旺盛に海外に進出している頃の話である。
    海外事業所で発生したクライシスを秘密裏に武力解決する伝説の日本人とそれに憧れる若者との邂逅からストーリーは始まり、アフリカ西端の地で傭兵として武力衝突を経験するくだりまでが上巻である。主人公のキャラクターがどんどん変わっていく過程も面白い。

  • 初めて船戸与一さんの作品を読んだ。以前勤めていた会社の女ボスが船戸与一さん大好きと言っていたが、うん、なんだかよくわかる。ハードボイルドすぎる!というか執念深すぎる!倍返しどころじゃない復習劇だわ、これ。

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