猛き箱舟 下 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 243
感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486377

作品紹介・あらすじ

一人前の男になるんだ!固い決意のもとに、香坂正次は自分の道をつき進んだ。灼熱の砂漠、苛烈な日射しの下に飛び交う銃弾、砲弾、その中での愛、そして挫折。不思議に命をながらえた正次は、ある決意のもとに、裏切りに対する復讐の宴を始めた…世界を舞台に繰り広げられる冒険小説の巨篇。

感想・レビュー・書評

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  • 上巻からは思いもよらない展開で夢中で読了。とても、想像のつかない世界の話だけれどきっと誰かがほんとうに請け負ってるんじゃないかなって思う。

  • ずっと読み返したいなと思いながらもなかなか読み返せず、実に10年以上ぶりに読み返しました。

    記憶どおりのハードボイルドっぷりでした。
    その中でも一番ハードボイルドだと感じたのは「駐車場に車をぶち込んでおく」って言葉。
    僕なんかの平凡な日常ではとても出てこない表現です。

    ハードボイルドかそうでないかの分かれ目は駐車場で駐車することを「ぶち込んでおく」というか「入れる」というかにあるのだと思います。

  • イメージが焼き付いてて、2年たっても少し残っている。たぶんまた読む。

  • 途中から展開が大きく変わった。
    そして主人公の豹変ぶり。
    あんな目にあったらそうなるんかな?

  • スピード感はあるのだが、読後感は『一体何だったのだ?』。十数年前に砂のクロニクルを読んだ後は、読んだな〜と浸ることができましたが。

  • この小説の根底にある怒りの描写に多くのページを割いて、極限の怒りを活写している。この小説ほど殆どの登場人物にカタを付けたものはないのではないか。ディスパリュノベルとでも分類するか。。

  • 「なんのために」ということを
    失ったとき人間はどうするのか?

    目覚めていく過程;人間であること 
    →そして人間を喪うこと

    隠岐浩蔵(グリスリー) VS 香坂正次

    「1級の人間」→「感情を抑制した人間」
    ;緻密で計画的であること

    ポルサリオ解放戦線
    何かが、力を与えてくれる。
    →最後は、「生きなければならない。」ということ孤独

    判断は、動物的「感」にある。
    シャヒーナという女性の生き方が、
    なんともいえないものがある。

    「革命」に身を投じながら、
    次代の流れの中で、
    その意志を変えざるをえない。

    革命から残されたものは、
    「愛」というものであるが、
    追放という厳しいものがある。

  • うーん、他の方の高評価が理解できません。あの最後で本当に良いの?って思ってしまうのは私だけでしょうか。「砂のクロニクル」の方が断然良いと思いますが…。

  • 事の凄さや壮絶さを描写してる箇所は、主に感嘆符でやっつけちゃってる感じがした。話自体は面白いし、砂漠での戦闘シーンやヘリが離陸する様などは読み応えがあった。

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