午前0時の忘れもの (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1411
レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486766

感想・レビュー・書評

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  • 二時間で読めた本。映画の脚本みたいです。死んだ人、生きている人。若い子、老人と様々な視点から生きる事への価値や見方が感じられた。テーマは重いが、コミカルなタッチで書かれてあるので、読みやすかった。

  • 小説というよりも映画の脚本という感じの構成なので、読みやすかった。
    著者が「愛していれば、きっとこんなことも起こるだろう、と読者が思ってくれるように願っている」と書いてあるように、そんなことを思ってしまう本。

  • 良くも悪くもライトな話です。
    さらりと読みたい人向け。
    設定は好きなのでもう少し心理描写を深く描いてあれば
    かなりおもしろくなりそうなのになぁ

  • 久しぶりの赤川さんの作品。読みやすかったぁ。
    舞台は全く変わらず一つのバスターミナル。そんな中、目には見えない、いろんなものが変わっていく様子が小説だと見えちゃうから不思議。
    重いテーマになりそうな『生と死』について、重さを感じずに読めました。

  • 赤川次郎の『三毛猫ホームズ』シリーズは、数冊読んだものの、あまりピンときませんでしたが、この作品はミステリーともいえないストーリーだと紹介してもらって読みました。
    映画『あした』の原作だそうですが、映画の方も観てはいません。

    バス事故で命を落とした人々と、遺されて悲しみに暮れる人々とのつかの間の交流が、ファンタジックに、そしてハードボイルドに描かれます。
    1年前の大震災とだぶらせて考えると、一瞬で命を奪われた人、愛する人を失った人の悲しさが、かなり身につまされます。

    それでも基本的には明るい雰囲気で話が進んでいくのが著者の持ち味。
    悲しみの中にいる遺族たちでも、テンポよく行動していきます。

    バスの乗客とその関連者といったさまざまな人が登場し、群像小説風。
    会話がメインのため、さくさくと読めていきます。

    家族愛が起こした奇跡に、不穏な殺人計画やほのかな恋模様などを交えつつ話は進んでいき、ハラハラドキドキのエンターテインメント要素もたっぷり。
    たしかに映画化されても遜色のない構成ですが、どうしても、どこを読んでも全般的にライトだなあと感じます。
    ドタバタ展開はありますが、それも軽妙であまり本編の邪魔にはならない程度。
    軽さはやはり著者の持ち味であり続けているようです。

    ジーンとはしましたが、ドロドロと尾を引く泥臭さや鬱陶しさが一切ない代わりに、感動的な出会いと別れも、存外あっさりとクリーンなままに流れてしまった点が、少し物足りなく感じました。

  • 初の赤川次郎。バスの事故で死んだ人間達からのメッセージから物語は始まり、恋人や家族を失った複数の人間達の死者との再会のドラマや、それとは全く関係ない人間達がその再会に居合わせた時のドタバタな展開など、物語としては面白い展開でした。しかも大切な人に対する考え方なども改めて感じさせてくれるメッセージ性のある内容が良かったです。

  • 一日で一気に読んだ。自分が幼稚園前に書かれた作品で、今は21歳。
    今、自分の人生と向き合う大切な時期にこの作品に出会えたことは奇跡ですかね。
    人生は何度でもやり直せる。生きてるから。
    生きててなんぼだって思いました。
    生きてることは自然なことだけど、特別なんだと。

  • 赤川さんはあまり好きじゃないけど、なんだかこの話は好きだった。ありきたりと言えばありきたりかもしれないけれど。

  • 読みやすいストーリー。バスの事故で死んでしまった人が午前0時に愛する人の前に現れる。最後もうひとつ何かあれば感動して泣けたかもしれないけど特に盛り上がらず終わってしまって少し残念。予想通りの作品でした。でも赤川さんの作品はやっぱり読んでて落ち着くなぁ☆

  • 生者と死者それぞれの想いが交錯していてなんか切なかったけど、人を愛する事って素敵だなぁと思いました。
    すらすらっと読める作品です。

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著者プロフィール

赤川 次郎(あかがわ じろう)
1948年、福岡県生まれ。76年『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。
代表作「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、『ふたり』『怪談人恋坂』『幽霊の径』『記念写真』他、著書多数。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞受賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。
執筆作は500作を超え、累計発行部数は3億を突破。メディア化された作品も数え切れない。

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