歓びの娘 鑑定医シャルル (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 207
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087486803

感想・レビュー・書評

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  • 精神鑑定のサンプルとして近づいた女の子から
    繋がっていく猟奇犯罪とバラバラ死体…。

    深く捻じれていく精神の不気味さと
    官能が混じりあい、爛れていく現実に
    ぞっとしつつも読むスピードはどんどんと
    ペースアップしていき、心音もぐいぐい跳ね上がる。

    前作と同じようにミスリードされているんだろうなぁと
    思いつつもそれにはまっていくのも楽しい。

  • 鑑定医シャルル#2

    【2017.07.18再読】
    そういえば、前回読んだ時も真犯人が最後の最後まで分からなくて騙された気が。
    この犯人はシャルルじゃなくても中々ショックだなと思います。
    藤本さんの本はそういう点容赦がないですね。

  • かなり昔に読んでいたのを再読。
    途中から結末が読めてしまいました。
    シャルルがマリナ以外の女性に簡単に興味を抱くのもなんだか納得いかない。

  • 鑑定医シャルルの第二弾。ある日娼婦を精神鑑定のサンプリングとして診断している最中、鉱山から発見されたバラバラの死体鑑定を依頼される。当初、バラバラ殺人かと思われたその事件は、鑑定の結果、思わぬ事実が判明する……。
    といった感じで物語が始まります。前作と違い、犯人の独白や回想シーンが極端に少ない。というか、犯人というよりは、犯行に至らせた動機というか。なので、最後まで読まないと、真実はわかりません。読み始めると、続きが気になって一気に読みました。最終部分では、急転直下で話が進んでいく感じがします。
    ただ、これは創作物であるのでいいのだけれど、実際にこういった事件が起こり、犯人は●●だから、という解決の仕方をされると、ものすごく納得がいかないのではないかと思います。
    今回の、精神医学的なテーマとしては、家族の形と家庭内における母親の在り方、でしょうか。人は、幼少期に母親とどう過ごすかによって、よくも悪くもその後の人生に多大な影響が出るという印象でした。
    前作よりも、精神医学の専門的な言葉が多いので、理解するには二度三度読む必要があるのかもしれません。

  • 鑑定医シャルルシリーズ。
    シリーズものは、ついつい全部読みたくなるワタシ。
    というかですね、実家にあるにもかかわらず重複買いしてしまったおバカさんです(爆)

  • シャルルが乗り込むと事件があっという間に解決。
    個人的にはアデルのその後が気になります。

  • シャルルがすごい。
    猟奇殺人。バラバラ殺人。

    作者の世界観にどっぷり浸れます。

  • 鑑定医シャルルシリーズ第2弾。1段と同じくテーマは性のゆがみ・闇。少女売春が出てきたりテーマとしてはヘヴィーなのだが、性の闇に切り込むというよりは、もうちょっと突き放した視点で描かれているので、重くなくて読みやすい。本気で問題意識を持って読むとちょっと肩透かしを食らうかと。あくまでエンタメですな。藤本さんは。

  • サイコミステリー?

  • 鑑定医シャルルシリーズ第ニ作。

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著者プロフィール

藤本 ひとみ(ふじもと ひとみ)
1951年、長野県生まれの作家。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。
国家公務員として厚生省に勤務し、その後は地方公務員に。兼業で少年・少女漫画の原作を手がけて、1984年集英社第4回コバルト・ノベル大賞を受賞。1992年に西洋史、犯罪を主題とした小説を描き始める。『侯爵サド』『ジャンヌダルク暗殺』で第19回および第23回吉川英治文学新人賞の最終候補。
ほかの代表作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』など多数。

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