- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087486841
感想・レビュー・書評
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唯川恵作品はベタな設定と恥ずかしい台詞(私って魅力的?あいつにふられたの知ってるくせにetc)が苦手なのだけど、これはお気に入り。仕事や恋愛に対してまっすぐ向かい合ってる登場人物が魅力。
登場人物
知可子:主人公。27歳OL。独身。傷心。
有季:同僚。知可子の元恋人の慎司と付き合っている。
慎二:同僚。二年間付き合っていた。
徹:カメラマンの卵。
彩子:美人の友達。ジム仲間。
和恵:上司。不倫中。
ーもう恋なんてもう信じられないから、仕事にかける、それじゃあだめね
ー誰とどうなろうが仕事をする、しなくちゃならないのが仕事なのよ
ー何もすることがない夜と、何もしたくない夜が重なってくれればいいのだけれど、うまくそうなったためしはない。
ー人生ってね、結局、いつも何らかの選択をして生きてゆかなければならないの。そして選んだ数だけ、何かを捨てていかなければならないの。両方を手にして、それにしがみついてるうちは、前に進めはしないのよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
捨てるものは、かけらほどの些細なプライド。
だめな人にほどひかれちゃうものですね。ほかから見たらそんなに魅力的でもないのに本人には何より大事なんです。
主人公の知可子とその周りの友人が恋愛に振り回される話。
唯川さんの作品は重く響く部分が多々あります。
自分が選ぶもの、自分が捨てるものは何だろう、っておもった。 -
唯川恵らしい話。何かを選ぶって難しいけど、確かに何かを選んだ人は素敵だと思う。頑張らなきゃなー
2011/10/21 -
読んでいて、とても恋愛したくなった。
しかし、元カレが親友のカレシになったときの衝撃は半端ないだろうな。
私なら、きっと打ち明けないままにいるだろうな。
彩子の復讐のやり方はとても気持ちよかった! -
もどかしぃほっこりするお話。
最初はもどかしいですが、最後はホッとしますょ -
予想よりもおもしろかった。
励まされた。みんなそうなんだ、と思ってちょっと安心した。頑張ることとは「捨てること」なのかもしれない。特に私の場合は。 -
珍しく読んだ恋愛物。
シチュエーションはありえないけど、なんだか面白かった。
ただカメラマンの彼があんまり好きではない。 -
相変わらず唯川さんの話は面白かった~(*´艸`)
次々展開していく流れにすぐ読めちゃいました★
彩子が凄い男っぽいけどわが道進んで良かった、あんな友達欲しい!
慎二最低だし、あそこまでいろんな女に手出してたら気持ち悪い↓
知可子は最後までゆきに思いやり持ってて良かった、徹も好き!
またこういう読みやすいストーリー読みたいです(*´艸`) -
唯川恵の本を読んだのはこれが初めて。
さらっと読めて頭も使わなくて気楽に読めるストーリーだった。
でも、、、代わりに(?)インパクトが薄かった。
恋愛している人も、お休み中の人も、
重い状況になってない人におススメ。
表紙がキレイで衝動買いした1冊。
軽い気持ちで何か読みたい人に良い本です。