あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 5004
感想 : 425
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087487855

作品紹介・あらすじ

命がけの学生時代!抱腹絶倒の青春記。小学校から大学まで、疾風怒濤の学生時代をパワフル&赤裸々に語る爆笑エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 読友さんご推薦の東野エッセイ。大阪のイメージがさらに定着する。悪い方向に(笑)。でも我が中学も結構ヤバイ学校だった。いわゆる不良グループ(with 親がヤクザ関係)。卒業式前日に1階の窓ガラスが全部割られ、警察が卒業式に整列してたのは凄い思い出。小・中学校が面白くなかったのがこの不良グループのおかげ。。。もう少し楽しい義務教育を受けたかったな~ということで、東野さんと結構似た環境だったのは面白かった。エネルギーがあった昭和時代と、こじんまりしてしまった平成・令和時代。どっちがいいのかな?と若干しみじみ。④

    • yhyby940さん
      ポプラ並木さん、ご返信ありがとうございます。著者の意外な一面が覗けたようで面白いですよね。
      ポプラ並木さん、ご返信ありがとうございます。著者の意外な一面が覗けたようで面白いですよね。
      2023/06/18
    • ポプラ並木さん
      yhyby940さん そうですね。エッセイの醍醐味ですね。
      yhyby940さん そうですね。エッセイの醍醐味ですね。
      2023/06/19
    • yhyby940さん
      著者の青年期の人となりを知ることで、作品の面白さも増すような気がしますね。
      著者の青年期の人となりを知ることで、作品の面白さも増すような気がしますね。
      2023/06/19
  • 東野さんとほぼ同じ時期に同じような場所で生活をしていた。小学生、中学生、高校生、大学生のそれぞれの時期に、ほぼ同じ経験を経ていたことに驚愕する(私は2〜3年後の世代だが)。

    確か白夜行を読んだ時に一種の懐かしさを感じたことを思い出した。

    特に、小学生の頃のウルトラマンやキャプテンウルトラ、そしてウルトラセブン。この円谷作品への思い入れはまるで自分自身のことを書いていただいているような気分になってしまった。

    ただ、私は帰ってきたウルトラマンの存在は知っていたものの、ほとんど見なかった。(帰ってきてほしくなかった。自分の中にあるウルトラマンのイメージが壊れてしまいそうになってしまったのだ。)

    しかし、ここまで自分と重なった少年期と青春時代を送られているとは思わなかった。

    おそらく、異なる時代異なる場所で青春を過ごされた、あるいは過ごしておられる方々には、かなり違和感のあるエッセイだと思われる。今の時代ではありえない世界だろう。しかし、実際にあったのだ。

    私にとっては、「あの頃ぼくらはアホでした」としか言いようがない。自分自身の過去を語ってもらっているような、そんな気分に浸ることができた作品でした。

  • 東野圭吾さんの中学生から高校、大学。そして就職するまで。
    これらを綴ったエッセイ集。
    序盤から衝撃!「狂気の24期生」がすげぇ(笑)。
    勝手に頭がいいんだろうなというイメージが覆りました。
    今の時代では考えられないような昭和の青春のお話。
    同じ世代の人には楽しめる内容じゃないかと。
    僕自身は少し後の世代なのですが。

    • yhyby940さん
      こんばんは。おっしゃる通り、同世代で大阪で生きていた人間には、なんとも懐かしく心地良い内容です。
      こんばんは。おっしゃる通り、同世代で大阪で生きていた人間には、なんとも懐かしく心地良い内容です。
      2021/09/29
    • o.c.beats aka K.YOKOYAMAさん
      >yhyby940さん

      こんにちは。
      今回も面白く読みました!
      笑シリーズの残りも引き続き読んでいこうと思います。
      >yhyby940さん

      こんにちは。
      今回も面白く読みました!
      笑シリーズの残りも引き続き読んでいこうと思います。
      2021/10/08
    • yhyby940さん
      おはようございます。いいですねえ。また、ご感想をお聞かせください。
      おはようございます。いいですねえ。また、ご感想をお聞かせください。
      2021/10/08
  • 本来東野圭吾は関西だから
    お笑い要素はあるらしい。
    しかし自分はこの系統は東野圭吾に求めない。

  • 自伝的青春小説?!
    かの著名かつ一流作家が
    恥ずかしいまでの過去を赤裸々に
    惜しげもなく語ってしまう…。
    自分もやっぱりアホだったことを
    思い出さずにはいられない。
    あの頃が笑って思い出される、
    痛快小説だ!

  • 東野圭吾の青春記。
    よく 客観的に見ている。
    そして、あざやかに 情景を浮かび上がらせる。

    ビートルズ
    ゴジラ そして 怪獣
    ツブラ屋の ウルトラQ
    ウルトラマン

    学校給食への不満
    青春のイタセクスアリス

    受験の取り組み
    アーチェリー での 経験したこと。
    結局は 体育系だった。

    似非理系の悲哀。
    それでも、きちんと会社にはいった。

    ヤタラ、怪獣に 興味を持っている。

    私は少し、上の世代であるが 
    かすっているが どうもまったく 違う世界のようである。
    それが、妙におもしろかった。

  • 友人にお願いして貰った一冊!

    昭和の話やったから、令和の現代とは天と地くらい違うし全然内容入ってこーへんかった。笑笑
    読む時代を間違えてしまった。
    カンニング行為とか言葉のチョイスとか、今ならアウトの世界。
    やから、わりと時間がかかってもーたのが残念。

    でも、東野圭吾もこんな過去を持ってるんだなー
    一般の人なんやなーと安心しました。笑笑

  • 東野圭吾の育ってきた環境がよくわかる。同世代ではないのだか、地元が近く、親近感の湧く内容。
    身近に起こった出来事を面白可笑しく本に出来る、話が出来るこの才能。僕も欲しい。

  • 東野圭吾「あの頃ぼくらはアホでした」集英社文庫

    東野圭吾の半生記、爆笑エッセイ
    小学校から大学生で就職決まるまで

    ホンマにあほなことをやっている・・・笑える、ちょっとビビる、

    怪獣のほとんど専門家だった小学生の頃
    荒れた中学校・・・すごっ
    高校生・・・わっ
    大学生・・・こんなもんか

    何割かは共通するな・・・あほなこと

    東野圭吾は数年間の会社勤めの経験がある。
    会社の知り合いがこの連載を読んで、戦々恐々としていたそうだが、幸いなことに就職決まるところで連載は終了した。
    ほっとした人たちが沢山いたそうだ。

  • 東野圭吾は愛すべきアホである

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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