赤い館の秘密 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10 (8) 集英社文庫
- 集英社 (1998年12月15日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087488364
作品紹介・あらすじ
蜂がうなり、鳩が鳴きかわすけだるい夏の昼下がり。ウッダムの村の「赤い館」で奇怪な殺人事件が発生!たまたま館を訪れた優雅なる"フリーター"、アントニー・ギリンガム氏は、急遽、探偵稼業を選択する。理想的なワトソン役にも恵まれたギリンガム氏の推理の腕前はいかに-?!『クマのプーさん』の作者が、生涯ただ一冊書いた長編本格ミステリー。極上の英国的ユーモアに満ちた愛すべき名作。
感想・レビュー・書評
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はしがきがとても面白い。
探偵は普通の読者以上の知識を持っているべきではないって、ほんとその通りだと思う。
推理小説だけどユーモラスな会話がいちばんの見どころ。
正直トリックはそこまでではないかもしれないけど、乱歩のベスト10に入っているのに違和感はない作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
殺人事件が起きているのに、なんだかほのぼのするような探偵役アントニーとワトソン役ビルのユーモラスなやりとり。トリックがどうこうは置いておいて、二人の会話や様子が楽しかった。『くまのプーさん』作者が唯一書いた長編ミステリー。
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