処女連祷 (集英社文庫)

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  • 集英社 (1986年11月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784087491586

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

戦後間もない時代を舞台に、アラサーで独身の女性たちが直面する「結婚」というテーマが描かれています。登場人物たちは、処女という属性を持ちながらも、彼女たちの人生において結婚が如何に重要な問題であるかを浮...

感想・レビュー・書評

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  • 有吉佐和子さんの本は好きで結構読んでいますが、これはタイトルからして何となく避けていました。
    いかにも時代錯誤な古めかしい感じのタイトル。
    実際、読み始めてすぐ「う~ん・・・」という感じになり、読んでも読んでも内容が頭に入ってこないという状態に・・・。
    これはいかん、という事で他の本を何冊か読んで頭を切り替えてからまた再読しましたが、やはり物語に入る事ができませんでした。
    何となくこういう予感があったんだな~と思ってしまいました。

    物語の時代は作中の文章によると、『敗戦と同時にもたらされた華族廃止四民平等』の時代。
    戦後の日本、名門女子大学に通う女学生7人の成長していく様を描いた話となっています。
    7人の女性の内に祐子という女性がおり、学生時代から彼女には旧華族の御曹司との恋仲がグループに発表されていた。
    その祐子に他の6人が翻弄される様が描かれています。

    何せ、内容が全く頭に入ってこないので書けるあらすじとしてはこの程度。
    有吉佐和子さんの本でもこんなつまらない話があるんだ・・・と思ってしまいました。
    それでネットで検索したところ、この話はどうやら有吉佐和子さんの処女長編なのだそうです。
    それならそうか・・・こんなものか、と一応納得しました。
    後にあんな凄みのある文章を書く人でも最初はこんな感じだったんだな~と思ったりして・・・。
    それを思うと文章って書き続ける事で磨かれていくんだな~と変な感想をもってしまいました。

  • 何が驚きって、この話は戦後間もない頃が舞台だというのに、登場人物の殆どが、アラサーで独身だということ。
    この当時でもいたのかと。
    そりゃどの時代にも一定数はいるのかもしれないが、ごくごくフツーのように描かれているから、軽く衝撃だった。
    でもやっぱり、女性にとって「結婚」というのは、いつの時代でも重大な問題なんだなあとしみじみ思った。
    「結婚」ということで、あんなにも惑わされてしまうことになるなんて。

  • 大野左記子氏がブログで書評していたし、著者の別作を気に入っていたので手にとってみたが…かなり後悔した。
    作家の技倆的に問題はないのだが、女が同性をこうも酷く描けるものかと感心してしまうぐらい。

    行き遅れになった女友だちが結束し、エア彼氏や家柄の良さを自慢するいけ好かない女を追い詰める。リアリティある。ほんとにこういう迷惑なオンナは存在するから。

    いっそ最後に祐子に鉄槌が下れば溜飲が下がるんだが。下手に死人まで出てるからシャレにならんだろう。芸者になった同級生とか近所の文筆業の老嬢の描き方が惨たらしい。

  • R女子大を卒業した処女たちの物語。
    彼女たちの世界は処女かそうでないかに別れる。20代から30代は女にとって人生を決定する属性がきまる世代。
    すえた匂いのする淑女、絶叫に聞こえるそれぞれの救いの声。

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著者プロフィール

有吉 佐和子(ありよし・さわこ):1931年、和歌山市生まれ。作家。東京女子大学短期大学部英語科卒。1956年『地唄』で芥川賞候補となり、文壇デビュー。以降、『紀ノ川』『華岡青洲の妻』『恍惚の人』『複合汚染』『和宮様御留』など話題作を発表し続けた昭和を代表するベストセラー作家。1984年没。

「2025年 『有吉佐和子ベスト・エッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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