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- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087493795
作品紹介・あらすじ
黒板塀で囲った「鶴の家」は小路の角にあった。二代目の小鶴は、初代関の養女。画家朝蔭信と湯島に棲家をもっているが、娘の千賀子の父は朝蔭ではない。朝蔭の態度に一喜一憂してとり乱す母の姿に、自分を重ねまいとしながら、いつしか同じ道を歩む千賀子。東京・下谷の置屋の三代の女たちを描く長篇小説。
感想・レビュー・書評
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収録内容は以下の通り。
本編(昭和39年12月 発表)
川村湊: 解説
動乱の時代を経て、大きく変わったものと、変わらずに受け継がれていくものの描き分けに、著者の良識を感じた。
作中で描かれる東京下町の街並みや風景と、千賀子の感懐の対照が際立っていてよい。
カバーは吉川勉。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
途中放棄
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