トラちゃん 猫とネズミと金魚と小鳥と犬のお話 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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レビュー : 82
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087494815

感想・レビュー・書評

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  • 元々本は好きだったけど、この本を母に買ってもらったときから読書が“趣味”になりました。
    私にとって忘れられない本で、小学生の時からいまだに大事に持っています。

    群さんとそのご家族が関わった色々な動物のお話。
    動物好きの方はぜひ!読んでほしいなぁと思います。特に猫好きさんにはお勧めです。

  • ★3.5

    群さんのエッセイ
    猫とネズミと金魚と小鳥と犬のお話

    色んな動物が登場しますが、何と言って猫のトラちゃんの話が一番好き!
    突然2匹の子猫を連れて現れたトラちゃん。
    彼女はしっかりと子育てをし、教育し、人間の様に全てをわきまえている。
    トラちゃんの最後のシーンは、やっぱり涙が零れました。
    そんなトラちゃんに育てられたコトラちゃん(二代目トラちゃん)が、
    子育てを人間に丸投げして、産みっぱなしなのも笑えた~(笑)
    私自身がずっと猫と暮らしていたので、うんうんと思える事が沢山ありました。
    だから感情移入しやすい内容でしたが、動物と一緒に暮らした事の無い人にも、
    楽しめるお話だと思います。
    勿論、動物好きにはたまらない1冊です♪

    それにしても、群さんの実家で飼ってる動物は数や種類が半端ないです。
    猫とインコと十姉妹とハツカネズミとモルモットと金魚。
    それも多数同時に飼うなんて凄い!
    ひとつひとつのペットのお話が面白いし、
    ダイナミックでユニークでお茶目なお母さんが良かった~♪
    弟さんも良い味出してた。
    ご家族のペット愛がたまりませんでした。
    癒されたしほっこりほんわかしました(*´∇`*)

    生きものは、非常に感情豊かでペットなんて生易しいものではなく、
    猫やネズミの恰好をした人間…。
    凄く共感出来ました~表情も感情も豊か過ぎる位、豊かですよね。

  • 初めて読んだのは15年以上前。
    当時、飛び込みの営業職だった私は心身ともにボロボロ。ふら~~っと入った本屋さんでこの本を何気にパラパラ。
    群さんの無駄のないすっきりした読みやすい文章と生き生きした動物たちの様子に引き込まれ、そのまま一気に読み切って(もちろんそれを購入しましたよ♪)、ささくれ立っていた心も温かくなりました。

    可愛がって世話をしてくれている弟さんだけを認識し、甘えたり、はしゃいだりする金魚のよしこちゃんの話。
    喜怒哀楽がわかりやすい甘ったれインコのピーコちゃん。
    隣の家の犬なのに、気が付くと群さん家に上がりこんで居間でお座りしているピーター君。
    ハツカネズミが増えて大所帯になったときがあったそうですが、ネズミたちそれぞれがちゃんと役割分担をしてキチンとキレイに暮らす話などなど。
    「わかるわかる」とうなずいたり、仕草が目に浮かんでつい顔がニヤケたり、そんな事するんだとびっくりしたり、切なくなったり・・・
    群さん一家と共に暮らした生き物たちとのエピソードの一つ一つが動物好きにはたまらない内容だと思います。
    (動物たちだけでなく、家庭人ではないお父さんも含め群さん一家もユニークです。)

    そして立ち読みしていたにも関わらずボタボタと泣いてしまった、初代トラちゃんとの別れ・・・。
    淡々と書いてあるのですがトラちゃんの母猫心に今でも読むたびにジンとします。

    何度も読み返し、お風呂でもよく読むのですぐにボロボロ。そしてまた買いなおす・・・ということを繰り返し今、手元にあるのは3代目か4代目。
    本もずいぶん整理してしまったけれど、ずっと手元に置いておきたい本の中の一冊です。


    しかし我が家のお風呂、浸かって10分も経たないうちにお尻から冷えてくるのは是如何に?

  • さらっと読めるエッセイ。
    昔のペットの飼い方って感じなので今やったら炎上もの。


    群さんのご家族は可愛がっていたし、動物たちも長生きだったからよかった…金魚にスパゲッティやネズミにチョコレートなど、唖然とする描写が多々ある。

  • 群家のペット遍歴がいいテンポで進む。ネーミングが最高。うちもそうだったけど、あのエサ、今じゃありえないな。

  • とらちゃん一家に、金魚にねずみ、鳥たちと、作者が飼っていたいろいろな動物が登場します。
    うちも沢山飼っていたけれど、それ以上かな?

    ペットというより家族として暮らす動物たち。
    今ではちょっとその飼い方はどうなんだろう?と思う所もあるけれど、
    幸せにほのぼの暮らして居たのがわかります。

  • おもしろいのだろうけど、昭和の動物観っていうか。

    どのエピソードも今なら虐待だよなー、って感じで純粋に楽しめなかった。

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:914.6||M
    資料ID:95100703

  • 猫のお話は群さんの作品がいいと評価を拝見して購入。
    群さんが飼われていたたくさんのペットのお話ですが、やはり「トラちゃん」は大好きです。
    すべてのお話につい笑ってしまうエピソードやユーモア、群さんご家族の愛があり、動物好きにはたまらない本でした。
    とても愛情あふれるエッセイです。

  • 久々の読了。
    それも一回読んで何カ月開いたかなという感じσ^_^;

    うちも、幼い頃はハムスター、金魚、熱帯魚、ウサギと動物が家にいたが、うーん、全然違う。
    うちは少なくとも、動物を飼っていた。
    でも、筆者は、動物と暮らしていた。

    まずなぜこんなに覚えているのか、、、
    そして、動物はこんなにも知性や感情のある生き物なのか、、、
    同じ動物を見てもきっとわたしの目には動物で、筆者の目には違って見えるのだろう。

    2016.06.10

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著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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