岳物語 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1892
レビュー : 205
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087494907

感想・レビュー・書評

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  • もちろん続・岳もお薦め

  • 椎名誠さんと愛息・岳くんの物語です。
    20数年ぶりに再読。当時は、海外や国内の旅に忙しいシーナさんが、ときどき息子と釣りに行って旨いもんを食べる話くらいにしか読み込めていませんでした。今回は、岳くんの成長を悲喜しながら見守るシーナさんの深い愛情を感じました。特にシベリアからの電話で、息子から『海に落ちた』と伝えられたとき。電話に出ているのだから元気で無事なのは分かっているはずなのに、今まさに息子が海に落ちたような錯覚に陥り、その時の状況を知ろうとする姿。シーナさんに愛されている岳くんが羨ましく思えました。

  • 何度読み返しても子どもの成長をあたたかい視点でかいてありほっこりする。こんな親でありたいと思っていたが難しいなぁ

  • 椎名誠さんなので、タイトルから考えて登山関係の本かなと思って読み始めたが、全く違った。「岳(がく)」というのは彼の息子さんのことで、息子と自分の成長を描く私小説的な内容でした。続編もあるようなので読んでみたい。

  • 椎名誠とその息子岳君との成長記。ちょうど息子が岳君と同年代。今しかできない時間の使い方があるんだろうね。優先順位を間違えないようにしないと。

  • 「子育て中のパパには超オススメ」と読書家の友人に勧められた作品。幼少期から小学校高学年に向けて日々成長していく椎名氏の息子「岳」くんとの親子エピソードをまとめた私小説だが、最初から最後まで楽しく爽やかに読み進めることが出来た。自分にも幼い二人の息子がいる。子育て真っ只中ということもあり、椎名氏が作中で抱く様々な感情にとても共感できたし、父と息子という男同士の親子関係ならではの機微な表現にいちいち感情移入してしまった。自分の育児の価値観にポジティブな影響を与えてくれた一冊。

  • 男の子供ができたら岳少年のような逞しい子になってもらいたいものだ。

    子育てに戸惑う椎名さんの様子が他の本にはない姿で新鮮で面白かった。

    椎名さんも親やってんだなぁ。

  • 自然体で和やか

  • いつも通っている図書館の小学生用の夏休みの読書感想文用?コーナーに棚差ししてあって、それがたまたま目に入り、即購入。
    我が息子と同名(たまたま)だし、学生時代SINRA読んだしで、自分としては運命的な出会いと感じた1冊。
    岳少年が自分の息子のちょっと大きくなった顔で再生されて、ページをめくる手が止まらなかった。
    習い事させようか、保育園から幼稚園に変えようか、なんて微妙に気になる今日この頃、この本を読めて良かったな、と強く感じる。

  • 言わずとしれた名作です。20年ぶりくらいに再読しました。岳くんは多分僕と同い年だと思います。今は椎名さんもお孫さんに囲まれてでれでれらしいですが、この頃はいいお父さんしていますね。一緒にいられない時間が多いのでその分ちゃんと時間を作ってカバーしていてとてもとてもうらやましい。うちのどうしようもない父親比べてはいけないけれども。
    天真爛漫で傍若無人な岳君はとてもいい青春を送りそうでなんともうらやましい。うらやましいと言えば野田知佑さんと友達なんだから本当にうらやましいうらやましい!!

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著者プロフィール

椎名誠(しいな まこと)
1944年、東京生まれの作家。「本の雑誌」初代編集長で、写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。近著に『あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入』『あやしい探検隊 済州島乱入』『そらをみてますないてます』『国境越え』『にっぽん全国 百年食堂』『三匹のかいじゅう』『ぼくがいま、死について思うこと』『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』『雨の匂いのする夜に』『おなかがすいたハラペコだ』など多数。
映画監督としては、映画『あひるのうたがきこえてくるよ』で第10回山路ふみ子映画文化賞受賞。映画『白い馬』で日本映画批評家大賞最優秀監督賞、95年度JRA賞馬事文化賞、フランス・ボーヴェ映画祭グランプリ受賞、ポーランド子ども映画祭特別賞をそれぞれ受賞している。

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