続 岳物語 (集英社文庫)

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  • 集英社
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レビュー : 61
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087495072

感想・レビュー・書評

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  • そして小学生から中学生に変わろうとも,親と子の関係性は何も変わることがなく,お互いの精神的な依存関係が無く,一個の独立した大人として認め合う関係性が形成される.言うは易く行うは難し.大きくなるにつれ社会との関係が深くなったとき,岳青年はこの国を,そしてこの社会をどのように感じるだろうか.

  • 息子に「面白いから、おかあさんも読んでみたら」と薦められ
    本屋さん何件も探したのに・・・(息子のは点字本なので)
    間違えて・・・続を・・・買ってしまった・・・
    しかし、
    10歳頃から12歳(中学入学式)までの話で
    自我の芽生えというのところです
    思春期のおもしろい話ばかりで、わたし的には正解でした。

    「ああ別にどうということはないよ。もうあいつは自分の生活のペースをもっているから、めしだけくわせておけばあとはお互いに勝手なことをしてる・・・」

    親が何しなくったって 大人になっていくんだな・・・
    私 息子をかまいすぎている気がします (反省)

    そういう 椎名さんも岳くんをかまいたくってしょうがないんだけどね。

  • 岳物語の続編。どのような時間を息子と過ごすか。関わり過ぎてもダメだし、関わり過ぎなくてもダメなんだろう。そのバランスを悩むのも、大事な時間なんだろうね。こんな時間もあと数年かなとしみじみ思う。。

  • 前作「岳物語」から立て続けに読了。岳くんが小学校高学年から中学生入学までのお話で、精神的に親から自立して少しずつオトナのオトコに成長していく様子が描かれている。男の子を育てている父親という立場の人が読むと、この岳物語シリーズは相当に感情移入できると思う。そして息子と共に旅に出たくなるだろう。自分がまさにそれだ。椎名家の子育ては一般的な家庭と比べるとかなり特殊ではあるが、そんな風に育てられた少年がどんな青年になり、そして現代社会でどのような生き方をするのかとても興味深い。

  • 徐々に父親から離れていく岳の姿に、父の立場としての寂しさと、息子としての立場の切なさ、両方を感じた。
    中学に入学するまでの残り10年弱、あれもしたいし、これもしたいし。ロードマップでも描いてみようかな。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ご存知、シーナさんちの岳少年。男の自立の季節を迎えている。ローバイしつつ、ひとりうなずく父親シーナ。子と父のやさしい時代が終わり、新しい友情物語が始まる。大好評「岳物語」PART2。

    岳くんが自立を始めて椎名さんサミシイの図です。返す返すも我が父のしょうも無さが思い出されます。こんな父親欲しかったですなあ。
    犬ガクもまだまだ若くて元気で、ずっと見守っていた読者としては再読なのにホロリとします。
    野田知佑さんも若いからはつらつとしてかっこよくて、こんな環境に居た岳くんの事がうらやましい。
    この本が切っ掛けでこの親子長い断裂期に入ってしまうのですが、今は孫に囲まれて幸せそう。いい人生送ってますね。

  • 『岳物語』に続いて購入。

    思春期に入りつつある岳少年と、シーナおとうの物語の後編。
    親離れ・子離れがはっきりと始まっていく親子の、どこか甘く、何となく切ない雰囲気が、なかなかいい。

  • お父さんの物語・・・かな。
    そんな風な子育てに子育ち。
    ついでに自分育ちもはいって。。。
    私は卒業の崖っぷち。

  • 【本の内容】
    <正>
    山登りの好きな両親が山岳から岳から名付けた、シーナ家の長男・岳少年。

    坊主頭でプロレス技もスルドクきまり、ケンカはめっぽう強い。

    自分の小遣いで道具を揃え、身もココロもすっかり釣りに奪われてる元気な小学生。

    旅から帰って出会う息子の成長に目をみはり、悲喜こもごもの思いでそれをみつめる「おとう」…。

    これはショーネンがまだチチを見棄てていない頃の美しい親子の物語。

    著者初の明るい私小説。

    <続>
    プロレスごっこでも、カヌーでも息子には勝てない―。

    自立の季節を迎えた岳少年。

    ローバイしつつも彼の成長にひとりうなずくシーナおとう。

    父と子に新しい友情の時代が始まる。

    [ 目次 ]
    <正>


    <続>


    [ POP ]
    初めて読んだのは小学生の時だった。

    父親となって改めて読み返したい本。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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著者プロフィール

椎名誠(しいな まこと)
1944年、東京生まれの作家。「本の雑誌」初代編集長で、写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。近著に『あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入』『あやしい探検隊 済州島乱入』『そらをみてますないてます』『国境越え』『にっぽん全国 百年食堂』『三匹のかいじゅう』『ぼくがいま、死について思うこと』『おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊』『雨の匂いのする夜に』『おなかがすいたハラペコだ』など多数。
映画監督としては、映画『あひるのうたがきこえてくるよ』で第10回山路ふみ子映画文化賞受賞。映画『白い馬』で日本映画批評家大賞最優秀監督賞、95年度JRA賞馬事文化賞、フランス・ボーヴェ映画祭グランプリ受賞、ポーランド子ども映画祭特別賞をそれぞれ受賞している。

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