百舌の叫ぶ夜 (百舌シリーズ) (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 880
レビュー : 113
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087496017

作品紹介・あらすじ

能登半島の突端にある孤狼畔で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • ドラマは時間がなくて途中で見るのを止めてしまったので、原作との違いが全部はわからないけど、いやー、おもしろかったー。

    最後にどんどん話がまとまっていき、しかも、えっ?えっ?とびっくりさせられること多数。

    しかも、著者後記でもびっくりさせられる始末…。なんでも「各章の数字見出しの位置が、上下している点に、どうかご留意していただきたい。これは必ずしも視点の変化を意味しない。時制の変化を示したつもりである。」そうなのだ。

    読む前に後記を読めばよかった…と後悔したのは初めて。

  • 記憶喪失の男の正体にしても、爆弾事件の真相にしても、17・18ページのビデオにしてもきちんとラストでまとめられてるし・・・。公安の誰かが悪なんだろうなって思ったけどそれだけじゃ終わらないし。登場人物もそれぞれがしっかりしていて読みやすかった。
    百舌対豊明興業だけでも手に汗握るのに、倉木と妻の関係、大杉と娘の関係、警察内部の確執、明星のかけひき、などなど読み応えたっぷりでした。

  • 2014.03.30読了。【百舌の叫ぶ夜】とても良かったです。ドラマが始まる前に読んでおきたかったので間に合い更に満足。ものすごくハードで手に汗握りながら読んでいました…電車を乗り過ごす位、引き込まれます。誰が良い人で誰が悪い人か、誰を信用して良いのかわからなくなりながら(時間トリック?含む)…倉木に大杉に百舌に…感情移入してしまいました。倉木の冷静で切なく悲しい想いに惚れちゃいました。「MOZU」4/10スタートのドラマ、西島秀俊さんが倉木との事…ピッタリです♪シリーズ第二弾の【幻の翼】も楽しみです。

  • 逢坂剛の公安警察「百舌」シリーズを突如、読んでみようという気になり読了しました。内容としては公安警察を舞台にした海外要人の暗殺計画に絡む事件の真相とは?という話です。そこに組織に雇われた殺人鬼 百舌が絡み、話が複雑ながら、最後、真相に辿りついた時、組織に属さない百舌が己の使命だけで、組織の論理に関係なく使命を果たす様が組織に属する者と属さない者とのアンチテーゼ的でしたね。これはシリーズものになっているようですので、他のシリーズ作品も読んでみようと思います。

  • 面白かった

  • いいです〜。

  • 図書館で借りた。もう10年以上前に読んだ記憶があるが、久々に読了。随所に古さを感じるが、懐かしい。

  • あまりサスペンス性が無く、うーん…

  • 大杉も倉木も美希も癖だらけで
    身近に居たらあまり寄り付きたくないタイプなのに
    どんどん引き込まれる。
    テレビ版見とくんだったなあ

  • 図書館で借りて読了。
    今秋の映画に備えて…ドラマが正直理解しきれなかったので読んでみました。
    ダルマもいない、東もいない、グラークアルファ作戦もない本作はスッキリと解りやすく、ドラマと違って楽しめました。
    ドラマを既に見ていたので人物の取り違え部分を最初から知ってしまっていたのはやや残念でもありましたが、そのおかげで混乱なく一度で理解できた部分もあります。
    ドラマではひたすら不気味な殺人鬼だった新谷の心中が描かれるのも新鮮でした。
    公安が出てくると途端にややこしくなる印象がありますが、本書に関しては公安と警察、それぞれの内部がどのような思惑で動いているかもある程度伝わりました。
    また、周りの人間からの印象で倉木の内から染み出すような闇がじわりじわりと伝わるのも、主人公でありながらダークな魅力を放っていてよかったです。

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著者プロフィール

逢坂剛

一九四三年、東京生まれ。八〇年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八六年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。二〇一三年に日本ミステリー文学大賞、一五年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。

「2019年 『果てしなき追跡(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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