69 sixty nine (集英社文庫)

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レビュー : 391
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087496284

感想・レビュー・書評

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  • 映画化されたけど、つまらなかった。

    69は淫靡で、象徴的な年、安保闘争が盛んだったころ。
    限りなく透明に近いブルーもそうだけど、
    題名が秀逸。

    13歳のハローワークといい、時代を切り取り
    商売上手。

    文章に出てくる、太文字が印象的、
    美しいものは、美しい、醜いもは、醜いと
    はっきり書いてある。

    人生は楽しんだもん勝ちだと。

  • 1969年、日本の若者が熱かった時代。
    学生運動により東大入試は中止。ヒッピーやらビートルズが蔓延していたその頃。
    佐世保北高の3年生、ケンとアダマとその仲間たちは同校をバリケード封鎖し、「想像力が権力を奪う」と主張した。

    別に政治的思想があったわけではない。
    ただ目立って女の子の目を引きたかっただけ。

    すぐに警察に捕まるが、その後、彼らはフェスティバルを開催する。
    大人に作られた祭りではなく、自分たちが想像したフェスティバル。


    youtubeで学生運動の映像を見ると、本当にこれが日本なのかと思ってしまう。ずいぶん昔のようだが、ほんの40年くらい前。
    たしかに多くの若者が思想を持ち、主張するために運動していた。

    でも、思想も持たず、ただただモテそうだから運動した若者、ケンみたいなひとたちもいるのかもしれない。
    若者が熱かった時代に、彼らはそれを祭りのように見ていただけなのかもしれない。

    大人になったケンが現在の彼らを振り返るラストシーン。なんとも言えない寂しさがあった。
    若者たちが大人になった。どうしてこんなに寂しいんだろう。

  • テンション高い読み物だった。男子高生ってこんなんだったっけ〜?「若い!」ていうのが読後の印象。

    世の中や大人への反骨精神とか、恐いもの無しでバカな事ばっかやってたりとか、毎日友達とげらげら笑ってたとか、そんな高校時代を思い出した。何時の時代も、この年頃って単純で複雑っていう矛盾をかかえてる。でもそのないまぜ状態が心の成長には不可欠なんじゃないかな
    おもしろかった。

  • 面白いです。若い人向け。

  • 普通ならタブーになるような差別用語や宗教のようなデリケートな内容が日常のなかで淡々と出てくる。内容が割と明るいので読むのが苦にならない。

  • 2013*05*07
    69年ってアメリカでもウッドストックのあった年。ベトナム反戦運動や全共闘、すごいエネルギーの溢れとった時代やったんなぁ。村上龍さんの少年時代を覗いた感じ。

  • 村上龍自らの高校時代をもとにして書かれた作品。
    1969年、当時17歳であったケンはバリ封やフェスティバルを企画する。
    九州が舞台の爽快青春小説。

  • 大学4年の長男「オレは生まれてくる時代を間違えた。」ですって。
    それだけ感銘を受けたようですね(笑)
    そして「たまには青春小説もいいかも。」とも…。
    1969年に高校3年生だった主人公。
    熱い時代でしたね。

    私も数年ぶりに読んでみました。
    たしかに熱い!!そしてワクワク~!!
    もう少し早く生まれてみたかったかも…。

  • 村上龍氏の作品を初めて手に取ったのが本作

    友人からの勧めで読んだ1冊
    私が読んだのは、大学生になってから・・・

    あああ高校生の時に読みたかった・・・
    それくらい浸透した作品です。

    でも大学時代に出会えただけ幸せだったのかもしれません。

    1969年、若者が日本が強烈なパワーを持っていた時代。
    舞台は九州の米軍基地がある町

    矢崎は、読書はするが、やはり女の子が好きな青年

    青春を謳歌するとはこのことを言うのかと思んだ1冊、でもここに書いてあることやったら、怒られるだけじゃ済まないだろうなあと冷静に現実もみてしまう自分もいて

    この何とも言い難い読後感・・

    人生を思いっきり楽しめと語りかけてくる1冊



  • 村上龍、政治

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著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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