- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087496390
感想・レビュー・書評
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ジブリの【海が聞こえる】の作者
海が聞こえるがすごく好きな映画で、それで、氷室氏を知り、本屋で見つけたのがこの本です。
自分の体験を基にしたエッセイで、いつの間にか読んでいると顔がにやけてきてしまう・・
内容ぎっしりの1冊です。
海が聞こえるの世界観との大きなギャップがまた、笑みながらちょっとした衝撃で、それでいて
ひとはいろいろなことを経験するものだと妙に納得したり
23編のエッセイからなる1冊
長電話をしすぎてそのお金があれば、東京で家賃を払えると猛省する作者
で、引っ越し断行
すごい決断力と、なんでそんな長電話とおもう1篇もあったり・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きなエッセイ集 Tsukasa
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前に読んだときはそこそこ面白いと感じたはずなのに、そんなに興味をひかれなかったなぁ
僕の目が肥えたか? -
奈良を旅するあたりを読みたくなる。
家のどこかにあるはずだが、探すのが面倒なので
買ってしまった。
2時間で読了。
銀金以後、どうして新作から遠ざかったのか
知りたくなる。
この才能が十分に発揮される機会がもうないのか、
無念。 -
東京の話かと思いきや、東京に移った前後に書いたエッセイ集。
いろいろと氷室先生のことを知れてよかった。
京都より奈良が好きとか、引っ越しを繰り返すとか、共通点も見つかって、嬉しかった!
しかしまあ、描写力である! -
氷室冴子のエッセイ。語ってみたり怒ってみたりと感情豊かな文章が面白い。作品を読んでいなくとも楽しめる。
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文庫版初版1990年。
初めて読んでから20年以上が経っている。
エピソードのひとつひとつが沁みて、何度も読み返した。
賢くて、文才があって、とても面白い。
豪快で、繊細で、素朴で、突飛で、素直な性格が織りなすエピソードにも、たくさん笑った。
以前は、“大人のお姉さんのお話”と思って読んでいたのに、とっくにいまの自分はこのときの氷室さんの年齢を超えている。
もっともっと、この人の文章が読みたかったと残念に思う。 -
(2008.07.17読了)(2008.07.12購入)
(「BOOK」データベースより)
長電話魔で引っ越し魔の冴子さんは驚異的な電話料金に猛反省。これなら東京で部屋代を払ったほうが安あがり、と札幌から引っ越しを断行。女ひとりの東京ライフに突入した。砂漠といわれる東京で人の情にホロリとし、軟弱男性にカツを入れ、郷里の父母の人生を想う…。熱いハートとクールな視点が生みだす、超パワフルで超カゲキなエッセイストーリー23。お茶目なイラスト入り。
☆氷室冴子さんの本(既読)
「ターン」氷室冴子著、集英社、1991.11.25