捕鯨船団 女ドクター南氷洋を行く (集英社文庫(日本))

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087496659

作品紹介・あらすじ

海の魅力にとりつかれて南氷洋へ。長い歴史の幕を閉じようとする捕鯨船に乗りこんだ京子ドクター。男たちの純情に涙し、オーロラの光りに胸を熱くした163日間のドキュメント。(解説・工藤美代子)

感想・レビュー・書評

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  • 経験者が経験を語ることが最も価値が高いことの一つと思います。

    世界の隅っこはいつもドラマがいっぱい。

  • 図書館で。
    はりきりドクターが今度は南極へ、というお話なのですがサケ・マスの方が記憶が鮮明だったのか面白かったなぁ…というイメージ。それにしても過酷な労働条件で働く人は大変だなぁ、頭が下がるよなぁと思うわけです。

    確かに捕鯨がどうのと今目くじらを立てて(笑)日本を非難している諸外国ですが、もとはと言えば彼らが乱獲したって事実があるんですよねぇ。白鯨にも油だけ取って腐敗に任せてるナガス鯨(だったかなぁ?マッコウだったかなぁ?)から香水の元を取るエピソードあったし。日本はそれこそヒゲも工芸品に使ったり余すところなく利用し尽くしているんだけどなぁというのは確かに言いたくなる。

    とは言え、限りある資源でもあるのだから今のテッポウでバンバン捕まえたら絶滅しちゃうだろうなぁと危惧する気持ちもワカル。足りないぐらいの方が大事にするし無駄にする事もないだろうからいいんじゃないかなぁ~という辺りが自分の意見です。

  • 今は亡き商業捕鯨の貴重な生の声。逞しく可愛らしい京子先生の活躍ぶりも素晴らしい。最後の電報は泣ける。

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著者プロフィール

1954年生まれ。1987年、慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学。
博士(哲学)。現在、帝京平成大学薬学部教授。共編著に『現代医療論』(メヂカルフレンド社、2012年)、著作に「マザー・マシン」(菅沼信彦・盛永審一郎編『シリーズ生命倫理学第6巻 生殖医療』丸善出版、2012年)などがある。

「2020年 『生体臓器移植の倫理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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