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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087498073
感想・レビュー・書評
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不幸な生い立ち、類稀な美貌の少女カオリは超能力で人を殺したと言う。
オカルトでもなく、ミステリーでもなく、悪女ものでもなく、何も変わらず終わった印象。
カオリの独白から始まり、母、弁護士など色々な視点でカオリのことが語られていくのは面白ろかったが。
(図書館) -
誰もが目を奪われる美貌の持主・町田カオリ。しかし彼女は、男が無残な姿で死んでいる前で、血だらけの姿で発見された。なんと男の内臓を取り出したのは彼女だという。男を生き返らせるために、男の心臓が必要だったというのだ。一体何が起こったのか、弁護士・樋口は彼女から話を聞く。
この世に生まれてきたことを喜んでももらえず、小さい頃から母親と祖母にこき使われ、養父には犯され、勤め先の社長にも身体を狙われ・・・・・・超がつくほど美しいけれど、超がつくほど不幸な女の子。でも、ただそれだけの物語だったというか、あまりにも救いがなさすぎて。この物語はカオリの独白から始まって、樋口弁護士との面談形式で話はすすんでいくのだけれど・・・・・・結局、ほのめかされているようなミステリーもなく(それ以前に何も謎に感じなかった・・・)、精神的な病としか思えなかった。
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