女人源氏物語 2 (集英社文庫(日本))

  • 集英社 (1992年9月18日発売)
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感想 : 9
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784087498493

作品紹介・あらすじ

恋しい、けれど憎い!多情な源氏への嫉妬に身を灼く葵上や紫上…。女人たちの歓喜と苦悩のモノローグで綴る王朝小説。(解説・連城三紀彦)

みんなの感想まとめ

多情な源氏への愛憎を抱える女性たちの心の葛藤が、切なくも鮮やかに描かれています。特に六条御息所の最期は、彼女のプライドと恋の苦悩が交錯し、圧巻の感動を呼び起こします。藤壺の宮の源氏への思いは、心の奥深...

感想・レビュー・書評

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  •  朧月夜、藤壺、六条御息所、などの女性たちの生々しい光の君への想いが溢れ出てくるように書かれており、そうなのか?と興味深く読んでいるが、紫式部がそこまではっきり書いていているわけでなく、著者の創作の世界。朧月夜との一件の見つかった際の生々しさは物凄い迫力であり、正に官能小説の世界のよう!この著者ならではかもしれない。
    女性たち同士が光源氏の他の女性との関係を知っているかのような表現は、確かに狭い京の中では相当噂になっていたのだろうと思う。また出家した女性たちが多く登場することも、著者にとっては正に得意分野なのだろう!

  • 女君たちが語る「源氏物語」です。原文には書かれていない苦悩が切なく描き出されています。六条御息所の最期「みをつくし」は、貴婦人のプライドと身も心も焦がす恋に燃え尽きてゆく、圧巻の章です。
    私が読んだのは、1989年刊の単行本です。巻末対談ゲストは、岩波新書の「紫式部」の著者・清水好子さんです。

  • 2022年1月19日購入。

  • 藤壺の宮の源氏の君への思いに胸をつかれます。
    表紙が違うわ。女の人の顔だわ。私の本は。
    この表紙のが怖いわ。心の中みたい。

  • 末摘花には「よかったねよかったね」と思ってしまった。
    ホント光君がどうしようもない。

  • 内容紹介:右大臣の末娘で弘徽殿女御の妹、朧月夜の君は花の宴の夜、光源氏と出会い、恋に陥る。やがてこの帝の寵妃との大胆な密会が政敵右大臣方に発覚したことを知った源氏は、都落ちを決意する。2年余りの流謫の地・須磨で結ばれた明石上。美しく優雅に成長した紫上。悲しい恋の回想とともに果てる六条御息所…。愛の理想を追い求める源氏に恋した女人たちの、歓喜と憂愁に満ちた魂の叫び。(「BOOK」データベースより)

    資料番号:011253374
    請求記号:913.3/ ム/ 2
    資料区分:文庫・新書

  • 女の視点から書かれている平安の最高傑作<BR>
    不平不満がならんでいるが愛しているからこそ。

  • 源氏と関係のある女性全てに血が通った感じで、女性1人1人に感情移入できます。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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