青磁砧 (集英社文庫 し 5-5)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087505382

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  • 収録内容は以下の通り。

    青磁砧
    牡丹寺
    波紋
    早春の墓地
    荒れた庭
    高橋英夫: 解説

    「青磁砧」は、陶器に魅せられた親子の物語。美術館巡りとはまた異なる、新人発掘で審美眼が試されるのが緊張のポイント。「荒れた庭」は、最後が意外な終わり方で、女性とスリップの対照が興味深い。

    カバーは森田曠平。

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著者プロフィール

芝木好子(しばき・よしこ):1914-91年。戦後を代表する小説家の一人。生まれ育った東京下町への哀惜を託した文章で知られ、芸術と恋愛の相克に苦しむ女性の生き方を描いた小説に独自の境地を拓いた。芸術院会員。文化功労者。主な著書に、『青果の市』(1941年、芥川賞)、『湯葉』(1960年、女流文学者賞)、『夜の鶴』(1964年、小説新潮賞)、『青磁砧』(1972年、女流文学賞)、『隅田川暮色』(1984年、日本文学大賞)、『雪舞い』(1987年、毎日芸術賞)がある。

「2023年 『洲崎パラダイス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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