- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087507652
感想・レビュー・書評
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昆虫記のようで昆虫記でなく、男の収蒐癖、日本人の虫好き、そして真の自然回復について、新たな観点を学ばせていただいた。
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挿絵も多いし、かなり面白かった。読むうちに人間が相対化されてくる。やたら連発されるエコという言葉がなんだかあほらしく思えてくる。人類が滅びれば、いずれ地球はふたたび自然であふれかえる。直視したくない真実をかいまみさせてくれる。エコロジーがいかに人間中心の思想かが実感できる、といえばちょっとおおげさかな。
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「母がおもしろいといっていた」という書店のPOPと、壮大なタイトルに釣られ購入。
やー、おもしろいです。
昆虫から広がる世界は文学から民俗史までどこまでも。
深夜に観察したセミ幼虫の脱皮。蛍光灯に集まった大量の虫が明け方鳥に食い散らかされている姿。
虫の姿には何かエロティックなものがあって、それがとても美しく見えたり、とてもおぞましいものにみえたり。今も強烈な体験として思い出されます。
虫のわいたお米を、磨いで、炊いて、平然と食べる。
冒険家(?)の高野さん然り、大好きですこういうひと。 -
2009・6・28注文 アマゾン中古
表紙でもわかりますか挿絵がとっても素敵です。後半はあまりないですが挿絵見てるだけでも浸れます。
中はまだ難しくてあまり読めてません。