人間失格 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 6078
レビュー : 840
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520019

感想・レビュー・書評

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  • 10年前くらいに読んだ時よりも面白く感じた。自分は主人公のようにお調子者ではないけども、竹一みたいなみんなが盛り上がっている場所で陰気な人の顔色を伺ってしまう主人公の気持ちはよく分かる。

  • 第三者から見た主人公の人生を綴ってあるが、太宰本人のエッセイと言えるほど、よく似た作品である。自分の人生をこんなにもわかっているのなら、更正すればよかったのに・・・。

  • ずっと気になっていて、やっと読む勇気が出たので読んでみた。すごく鬱になるかんじなのに途中で読むのをやめたくないという気持ちもあって、すごく不思議な気持ちで読んでた。読み返したくはないけど決して嫌いじゃない、むしろ好きな作品。

  • 「僕はクズだ!クズなんだ!!」
    と言いながら自分に酔っている男の告白。
    天下のナルシスト、太宰治の面目躍如。
    主人公のような男が身近にいたら絶対に友人になれない。
    何が、「恥の多い人生を送ってきました」だ。
    何処までも絵になる、スタイリッシュな恥ばかり。
    十字架背負いたい症候群とでも言えばよいのか。
    本当に恥の多い人生というのは、例えば森見登美『太陽の塔』のイカ臭い男どもの青春の中にこそ見出だせる。
    モテたい。ヤりたい。できそーもない。
    失敗しまくりで、夜な夜な枕に顔を埋めて、足をばたつかせながら、自分はなんて恥の多い人生を送ってきたのだ!と絶望する。そんなものだ。
    けれど、この物語の"共感力"は凄まじい。
    どんな男でもやっぱりカッコつけたい部分はあるわけで、そのポイントを的確についてくるから、共鳴してしまう。
    太宰治はとことん、そのカッコ良さに殉じた人。
    男にとって灯台のような作品だと思います。

  • 2014/8/16
    有名だけどなんとなく避けていた作品。

    もっともっとドロドロしたのだとおもっていたけど、意外とさくっとよめた。まだこの作品の凄さはわからないので年をとったらまた読もう。

  • 凄まじい作品でした

    主人公の精神描写を生み出せるということは
    太宰治は常軌を逸していたとしか考えられませんでした

    多少の脚色があれど、もしこれが太宰治の自伝であり遺書であるなら、
    彼の人生は、地獄としか思えない
    もちろん、それは彼の性格故だったのでしょうけど

  • 主人公がタイトル通りというか、世間知らずで何かにつけて世の中が悪いといったような言い訳を繰り返して自堕落な生活を送る人間のクズなので読んでいていい気分がしなかった。
    たまに入る喜劇的文章は楽しめたしそこは良かったと思えるが、主人公に共感を持てなかったのであまり物語を楽しめなかった。
    陰鬱な気分になりたい時にもってこいの小説だと思う。

  • ”恥の多い生涯を送って来ました”

    この1文から始まる、”太宰治の自伝”や"遺書"とも言われている代表作。本当の自分を誰にもさらけ出す事の出来ない、主人公 大庭葉蔵の手記です。

    大人になってしまった私には「共感」はできなかった・・・でも、彼の感じる哀しさは分からないでもない・・・といった感じでしょうか。

    ブログにて詳しいレビューしています。
    http://egaodekurasu.jugem.jp/?eid=636

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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