人間失格 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520019

感想・レビュー・書評

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  • 小説というよりは、遺書。

    酒・ヤク・女に溺れ、一見どうしようもない屑野郎のようにしか見えないが、ここまで徹底して自己批判できる人物ってなかなかいないのではないでしょうか。

    共感できる部分もあり、読んでいる自分ですらも陰鬱で暗い感情に引き込まれていく。

  • 読む本を所持してなかったので、ipodtouchアプリで読む。

  • こんなに何度も駄目になっても拾ってくれたり気にかけてくれる人がいるのは羨ましい、性質だね。駄目になり方が女心をくすぐり放っておけなくさせるのがよくわかる。わたしもどうせ駄目になるならこんな風に駄目になりたいよ。

  • 406

    2017年では40冊目

  • 子ども(高1)の課題図書だったので、読んでみた。
    名作とはいわれてるけど、高1にはちょっと読みづらい内容だと思った。。。

  • 彼が死ぬ年に書いた話であり、自分の生を見つめ直す自伝のようでありながら自分の死ぬ理由をまとめ、自分を納得させる遺書のような作品でした。

  • 人間(として)失格、友達失格、彼女失格、親失格・・・。自分を「○○失格」と思ったことはありませんか。
    読者の年代によって、この小説の重みは違ってくるでしょう。かつて読んだ人も、もう一度読んでみませんか。
    (図書館 I)

  • 全てのマイナスを文才のみでカバーしてる。文章能力は凄まじい

  • 好きかどうか言ったら好きじゃない
    人間味の無さすぎた葉蔵が、世間から見捨てられたわけでもないのに息苦しさをひたすら感じて自滅してゆく。
    酒や薬に依存し、それでも女は関わってくる美形の悪魔、、他者をも滅ぼしうるヘタレ、、不完全な永遠の子供。それが主人公であり、太宰の自己評価なのかもしれない。

    その狂気、異常性の中にも、世の中に対する怯え、不適合であることの救われなさ、そういうものが常にある。
    苦しくても逃れられないその人間性を自ら人として失格だと評したのであろう作者の心境を思うと、客観的で的確であるがゆえにうら悲しさが増す。

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著者プロフィール

1909年6月、青森県生れ。学生時代から小説の創作を始める。東大仏文科入学を機に上京。在学中に非合法運動に従事するもやがて転向し、以降、本格的な執筆活動を開始する。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。1939年に結婚し、「富嶽百景」や「女生徒」、「走れメロス」などを発表。戦後には『斜陽』がベストセラーとなり、流行作家となる。「人間失格」を発表した1948年の6月に、玉川上水で入水自殺。織田作之助、坂口安吾らと共に「新戯作派」「無頼派」と呼ばれた。

「2019年 『太宰治 女性小説セレクション 誰も知らぬ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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