- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087520057
感想・レビュー・書評
-
詩ってどんなものだろうなあ、気になるなあ、と思っていたところでちょうどこの本を知ったので早速買ってみた。
正直、慣れが必要で最初は何が面白いのかさっぱりわからず。
なにやら古めかしい言葉でぽつぽつと語られてるけど何が言いたいのかさっぱりわからねえよ、って苛々しはじめてまったく詩を読むような心境ではなくなってしまったので、これはいかんと思い直して苦肉の策として試しに風呂で小声で読んでみたところ、これが非常に心地よく、不思議と心に入ってきた。
そういえば小学校の「国語」の授業でも詩は朗読させられたんだった。これが詩の正しい咀嚼法というわけでもなかろうが、僕のような初心者にはまずまず良い方法だったように思う。もともと読むように作られているというわけでもないのだろうが、一言あたりの言葉から跳ね返ってくる情報量が小説に比べて分厚く、拍子が整えられている分、言葉にすることとの相性がいいように感じられた。
って、なんだかこの本の感想というよりも個人的な経験の話になってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国語の教科書に載っていた「レモン哀歌」と「ぼろぼろな駝鳥」が入ってます。暗記するという宿題を出されたのですが、家で練習していると途中で涙が出てきて声が詰まってしまって非常に困りました。感受性の高い子だったのねえ、とおばちゃんになった今では懐かしい思い出です。「ぼろぼろな駝鳥と、人間のおろかさについて」という先生の問いかけがありました。たぶん人間だけがもつ、無意味な物欲とか支配欲とか(反戦の詩だという説もある)そういうのが正解だったのでしょうが、ワタシはひたすら駝鳥がかわいそうで泣けて仕方ありませんでした。単純な子でした。
-
あどけない話
-
『レモン哀歌』は何度読んでも良い。何度も読むから良い。
-
080609(m 080914)
-
詩集ですけど。<br>
あぁ、愛だわー。と泣かせる詩と、晴れやかになる詩ですね。