ふしぎの国のアリス (集英社文庫 キ 8-1)

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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520231

感想・レビュー・書評

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  • ちゃんと読んだことがなかったので、手にとってみましたが後悔。
    即興で作った童話。なんですね。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      土瓶さん
      お気に召さなかったようで、猫は悪い夢のような訳の判らなさと、チェシャにビビッと、、、
      「鏡」は読まれて無いですよね?ひょっとしたら...
      土瓶さん
      お気に召さなかったようで、猫は悪い夢のような訳の判らなさと、チェシャにビビッと、、、
      「鏡」は読まれて無いですよね?ひょっとしたら土瓶さんには此方の方が面白いかも!
      2023/10/05
    • 土瓶さん
      う~ん。絵本とか童話は苦手かもしれません。
      「鏡」の方がいいのかな?
      機会があればそのうちに^^
      う~ん。絵本とか童話は苦手かもしれません。
      「鏡」の方がいいのかな?
      機会があればそのうちに^^
      2023/10/05
  • 僕が持っているのとはちょっと表紙が違います。でも、翻訳は一緒です。砕けた感じの翻訳でしたかね。そこは好き好きが分かれるところでしょう。アリスの独り言の多いことにも好き好きかわかれると思います。また、英語の原文じゃないと著者の意図したとおりに読解できない部分もたくさんあるようです。そういうのがわからないのは残念ですが、十分にこの奇想天外な物語を楽しむと、大事な一冊になります。僕は最初はわからなくて、読み終えて時間が経つにつれて好きになりました。

  • 「2009年クリスマス限定・チェックのカバーで大人買い」3/3(笑)。赤のチェックが華やかな、北村太郎訳・2006.6.6第10刷です。

    実は私、ディズニーのアニメ映画版を見た記憶があるものの、今まで原作は読んでいませんでした(そんな作品、多すぎ:笑)。3月うさぎやチェシャ猫、トランプの国のイメージは確かに鮮烈…でも、すごく小理屈っぽくてよくわからなかったな、というのが当時の記憶。

    ひとつずつエピソードを追っていくと、楽しいというか、文字どおり「ふしぎ」なお話。アリスのサイズが大きくなったり、小さくなったりというのはどうでもいいんだけど(笑)、ビンの薬の味がとても美味しそうに描かれていたり、鳥たちの話し合いの議長が、今は絶滅してしまったドードーだったり(しかも挿画が結構リアル)と、ディテールに「ほー、そうだったんだ」と感心の連続でした。

    ジョン・テニエルの「これぞ」な挿画もたくさん楽しめました。こっちのほうが収穫かも。青虫の図が強烈!カエル従僕と魚従僕、結構コワい〜。チェシャ猫は挿画のほうが風情があるし、お茶会のヤマネがキュート!でも、最後のあしらわれかた、すごすぎ(笑)。

    訳は、おおかたの「アリス」のイメージとは違う(と思う)テイストに仕上げられていて、最初「えっ?」と意表を突かれたものの、キャロル自身が知人のお嬢さんに聞かせていたお話、という背景を正確にとらえれば、ポップな感じがこれでいいようにも思います。ストーリーテリングがどう、というよりも、イメージを楽しむ物語ですね。かくいう私も、アリス柄(シルエット)のブックカバー、持ってます(笑)。しかもT.バートン×J.デップで映画化なんだ!

  • なんとなーくしか知らなかったアリスの話。
    読了。
    正直、わけ、わからなくなる(笑)

    自分の持ってる表紙、これとは
    ちがうやつでした。(10刷目)

  • ナンセンスに次ぐナンセンス。だけど超現実的なイメージ(夢とはっきりいっていいものか?)を不気味なだけでなく、ポップでキュートに仕上げているのが良い所だと思う。こどものための話だし、大人が読んでもよい話。

    あと個人的には最後のお姉さんの語りが、切なさと味わいを与えて締め括ってくれていて、すきだなあと思った。

  • 確かに狂ってるかも。夢の中の話みたい。

  • 意味がわからないのがこの本のいいところなんだけど、やっぱり話の内容はわかりかねます。
    ナンセンスが好きな方には向いているのかも。
    タイトルだけに不思議な話です。有名な作品だけど、とにかくわかりにくい話です。
    英語だったらダジャレに思える会話文も日本語に訳すと余計にわかりにくいのかも。

  • ふしぎの国のアリス (集英社文庫) 作者であるルイス・キャロルの作品です。

  • とっても有名な不思議な国のアリスの翻訳。地の文が口語調でアリスの語り口が生意気な少女っぽいのが特徴です
    ナンセンスな話がだいすきなので楽しく読めましたが、言葉遊びのページやその注釈、「英語」といった単語が出るたびに夢から覚めるようで、翻訳を意識せざるを得ず、その点がナンセンス小説を楽しむ足かせになりました。
    上品さを故意に打ち消し子供向けの口語体は読みやすく作品にマッチしているのですが、上記の点がざんねんでした。
    他の訳も読んでみたい。

  • 所在:紀三井寺館1F 請求記号:Browsing
    和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=85510

    ある退屈な昼下がり、しゃべるウサギを追いかけて、アリスが穴にとびこんだら、そこは・・・

    不思議の国のアリスはもともと、ルイス・キャロルことドジソン教授が、夏の日のピクニックで学寮長リデル博士の三人の娘にせがまれ、次女アリスを主人公に即興で語り聞かせたお話がもとになっています。

    キャロルはこの物語を手書きの本に仕立て、アリス・リデルにクリスマスプレゼントとして贈ります。タイトルは”地下の国のアリス”。この時は、挿絵もキャロルが自分で描いているのです。

    その後、友人であるジョージ・マクドナルドのすすめもあり、ロンドンのマクミラン社から、テニエルの挿絵を付して世に出たのが不思議の国のアリス、大ベストセラーとなりました。

    三月ウサギと帽子屋のティーパーティー、木の上で笑うチェシャ猫、知ってるけど読んだことない人は、ディズニーの「アリス・イン・ワンダーランド」を観る前に、原案本も読んでみては?

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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ルイス・キャロルの作品

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