ふしぎの国のアリス (集英社文庫)

制作 : Lewis Carroll  北村 太郎 
  • 集英社
3.44
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本棚登録 : 442
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520231

感想・レビュー・書評

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  • 意味がわからないのがこの本のいいところなんだけど、やっぱり話の内容はわかりかねます。
    ナンセンスが好きな方には向いているのかも。
    タイトルだけに不思議な話です。有名な作品だけど、とにかくわかりにくい話です。
    英語だったらダジャレに思える会話文も日本語に訳すと余計にわかりにくいのかも。

  • 「アリス殺し」を読む前にいっとくか、と。
    ディズニーアニメもそうなんだけど、やっぱりアリスの世界は狂ってる…。苦手意識は変わらず。
    そもそも日本人には理解できない内容なんだと思う、ナンセンスとか。原作で読めてあちらの文化もわかっていれば、ちゃんと楽しめる・・・・はずだ、きっと。わからなくていいんだ、たぶん。雰囲気だけ味わうに限る。

  • 原本で読まなければ、おそらくこの本当の面白さは分からないのではないかなー。いや、原本で読んでみたところで、この本の面白さには到底近づけない。分からないもの(見えないもの)に近づけないというのもおかしな話だけど、これは感覚の問題で。言葉遊びによる言語学的なアプローチや、哲学的問答に着目した分析なども興味あるので、それはそれとして読んでみたい。ルイスキャロルは乱暴な言い方すれば変態。現代で言うロリコン。純粋な少女愛と称されてもやっていることを現代の物差しで計れば完全にアウトです。そういう経歴も込み込みで読んでも面白いのか?北村太郎さんの少しでも原版の面白さというか趣を他言語で再現しようと試みている訳はあっぱれです。いやー読む力がなさすぎるなー。

  • 物語としては、読みづらい。
    訳が云々以前に、そもそもの物語が理解しづらい。

  • 有名な本なのに今まで読んだことがなかったので。
    荒唐無稽、支離滅裂な話。
    子供の思考って意外とこんなだったりするのかな。

    この物語は作者が作者の通っていた学校の校長先生の娘、アリスに作ってあげたものなんだとか。
    どこか、校長先生に「ごま」をすってるように思ってしまう。

    巻末の解説などを読むと、どうも作者はロリコンみたいだし。

    いかんいかん、年とって雑多な知識が身に付くと、このようなワンダーランドにはすんなりと入っていけなくなる。
    言葉遊びなどもふんだんにあるらしいので、原文で読めたらもっと面白いだろうな。

  • 何度か手にしては頭のかたい自分には難解過ぎて途中リタイアしてきた本作。二十五歳にして初めて最後まで読むことができました。と言うのも、来春公開予定のティム・バートン版アリスの予習をしたかったのです。

    以前挫折したものと内容が違ったように感じたのは、訳文が口語体だからでしょうか。厚さも大分薄いような気も。原作のままですかね、これ。それともいくつかのエピソードをピックアップしただけかしら。

    とにもかくにも、良い悪いとは別に、とっかかりやすい、わかりやすい訳ではありました。

    個人的には作品の雰囲気として、この作品にはクラシックならではの良さ、があると思うので、あまり砕けた表現は原作とは別物かな、とも。アリスがなんと言うか子どもらしいのか謎ですが、どちらかと言えば怒りっぽく乱暴なイメージになっていました。

    これが原作者の意図とどうか?と言うのには多少疑問が。

    しかしまあこれまでは本当に「作者の意図はどこにあるのか?」と勘ぐることに疲れ先に進めなかったものが、今回素直な気持ちで「筆者が少女を楽しませるために語った即興の物語が素なのだ」と納得することができました。

    これには口語体が一役買っているでしょうね。つまりは本になる前の即興語りを聞いている気分で読めるわけです。

    なので素朴ですとんと元々の成り立ちを感じられました。

    今度また以前挫折した文語体のクラシックなものも読み直したいですね。

    しかしこの作品は言葉遊びが面白さの要とも言えますから、原語で読んでこそ真実楽しめる作品と言えるでしょう。

    夢オチの元祖ですよね?。

  • 大学時代に授業で読んでから久しく読んでいなかったのを再読。

    以前は角川文庫で読んだのですが、そちらの方が読みやすかったような印象……海外文学は翻訳者の文体によって読みやすさとか作品の印象に差が出ますねぇ。
    良いとか悪いとかじゃなく単純に好みの問題なんですけど。
    北村氏の翻訳は地の文とかアリスの口調とかで好みが別れるかもしれませんね。

  • いつからか、「アリス」という存在に心惹かれていたな、と思い読みました。

    退屈を持て余していたアリスが、チョッキを着た白いウサギのあとを追っかけて迷いこんだことから始まる、ふしぎの国での冒険譚。

    解説者のおっしゃる通り、ナンセンスでストーリー性がなく、わけがわからないというのが正直な感想。

    はじめて知った章や、登場する動物たちに隠された作者の意図、ところどころの言葉遊びなどに、作者の頭の良さを感じます。
    が、おもしろさがあまりわからず残念でした。

    アリスや地の文のくだけた物言いは慣れるまで気になりましたが、あとがきで訳者の意図だったと知ったので、他の訳のものとは受ける印象が違うのではないかと。

    お話そのものよりも、作者の経歴の方が興味深かったです。

    とりあえず、

    知り合いのかわいい女の子にせがまれて即興で作ったお話に手を加えてできた物語、

    と聞いてびっくりでした。


    個人的にはあまり楽しめなかったけれど、子どもの想像力で楽しんでもらいたい。

    自分に子どもがいたら、読ませてあげたいお話でした。

  • 2006.8.3

  • アリス・イン・ワンダーランド公開前に一度原作を読んでみようという腹積もりでした

    漠然とかわいい話を想像していたのですが、アリスの口調が意外と蓮っ葉だったりして全然狙ってない感じで面白かったです

    結構シュールですね?ディズニーの、(観たことはないけれど)上品な感じのアリスとは違う味でした

    他の訳者さんだとまた違うのかしらん

著者プロフィール

1832年、イギリスのチェシャ州に生まれる。オックスフォード大学を卒業、同大学の数学および論理学の教授に。独特のユーモア感覚と幻想的イメージに溢れた童話『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』は、イギリスはもちろん、世界中で支持されている。

「2017年 『わがままアリスとおくびょうな白ウサギ 不思議の国のアリス 鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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