これが私の優しさです 谷川俊太郎詩集 (集英社文庫)

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  • 集英社
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本棚登録 : 1094
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087520354

感想・レビュー・書評

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  • 言わずとしれた谷川俊太郎さんの詩集です。有名なものも入っているので、とても読みやすい。その分好きな詩が漏れていたりもするわけですが、持ち歩くなら絶対にこの一冊。やっぱり二十億光年の孤独はすごい。
    簡単な言葉なのに、とてもふかくて、とてもうつくしい。谷川俊太郎さんの言葉たちに触れると、同じ日本語をしゃべっている自分を、とても誇らしく思えます。

  • こういう言葉のつなぎ方、重ね方ってどういう発想なんだろう、と思うものが多く、それを真に受けるかのように、愚鈍にも平時の日常の、表象的な文脈に置いて理解しようとすると、たぶん、心を病みかねない、そう作用してしまう牙を持った作品だってあるような気がしました。それも、初期の作品の中にです。こういうのは、それなりに、読むにも技術がいるのではないか、と詩にうとい僕なんかは思うのです。すんなりほがらかに、そしてノーガードで接してしまうと、やけどをするというか。あと、これは言わずにはいられないのですが、「男の子のマーチ」は痛快でした。どこかで読んだ記憶があるんだけれど、きちんと読んだのはたぶん初めてでしたが、殻を破っているのがわかりやすい感じもあって、楽しんでいる心の裏で、なるほど、と、わかったというわけではないのですが、そう思えたのでした。なんだか、たまに詩も読んだほうがよいようですね。

  • 家の本棚にあったのを再読しました。
    その中で、今、読んでみていいと思った詩をあげてみます。
    「Kiss」
    「あげます」
    「ことば」(この詩が一番よくわかりました)
    「大きなクリスマスツリーが立った」
    「からだの中に」
    「いさかいの終わり」
    「ほほえみの意味」
    「私が歌う理由(わけ)」

    すばらしい詩ばかりで私には本当にもったいなさすぎるくらいです。(私はホントに何もないただの人ですから)
    なんでこんな詩が次々と書けるのでしょうか。
    本当にすごい才能です。
    天才ですね。

  • 学校で習いたかった、人生の教科書

  • 大好きな谷川俊太郎の詩集なのになぜか読めなくてずっと本棚に置かれてた一冊。自分は詩集を、装丁も含めたトータルコンセプトとして受け取ってきたからなのだろう。詩集のトータル性が感じられなくて、ブツ切れのものが並んでいるような感じがしてしまって読み進められなかったんだと思う。もちろん一編一編は素晴らしく、これはベスト盤であり文庫本だから、ふと読みたくなったときに出先で好きな詩を開いてみるということができるという点では良いけど。表紙も自分好みではないんだろうな。今回引かれたのは「おべんとうの歌」「朝」「子どもは駆ける」「My Favorite Things」の4編。

  • 再読。
    空。宇宙。地球。愛。
    といったモチーフの使い方が、いまでも鮮烈。

  •  相変わらず、詩はよくわかりません。

     でも、好き詩が見つかりました。

    (p.90)雛祭りの日に
    (p.133)パパ自讃
    (p.161)子どもは眠る
    (p.213)たね

     一番おもしろいのは、さくらももこさんの 鑑賞-すごいねェ、名人の技

  • 代表詩選集。
    二十億光年の孤独
    地球があんまり荒れる日には
    朝のリレー

    有名な作品がかなり網羅されている詩集です。言葉の力、言葉の生み出す世界の不思議、言葉によって世界が生まれることを実感できる。

  • 谷川俊太郎 詩集

    かもしれぬ

    子供は泣く

    これが私の優しさです

    詩いいわぁ

  • いろんな詩集からの抜粋。

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著者プロフィール

谷川俊太郎(たにがわ しゅんたろう)
1931年、東京生まれ。父に、哲学者・谷川徹三。現在の東京都立豊多摩高等学校を卒業し、1948年頃から詩作の活動を開始。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で多岐に渡る活躍を続けている。
翻訳については、ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』や『スイミー』、ゴフスタインの絵本の数多くを手がける。詩集に『ことばあそびうた』、『みみをすます』、『日々の地図』、『はだか』、 『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』、『ひとり暮らし』、絵本に『わたし』『ともだち』『もこ もこもこ』、詩集に『シャガールと木の葉』、『すき』、『詩の本』、『トロムソコラージュ』など。
萩原朔太郎賞、鮎川信夫賞、三好達治賞、朝日賞など多くの受賞歴がある。

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