ブリキの太鼓 1 (集英社文庫)

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レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087600377

感想・レビュー・書評

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  • 第一部が終わった時点ではなんの話を読んでいるのかよくわからない。オスカルの行動範囲のなかで家の外のこと、中のこと、彼個人の思いが重みづけの違いなく語られるので、奇妙に平板な印象を受ける。今のオスカルは精神病院にいて過去を振り返っているのだから、どこか心の機能が不調でこういう一本調子になっているんだろうか。まだわからない。

    二つの大戦の頃のダンツィヒが舞台なので、ざわざわと不穏な空気に満ちているのだけれど、妙に他人事というか離人感があるというか。それともナチスの台頭やユダヤ人排斥は、当時の多くの人にとってもあんまり直視したくないことだったのか。

  • ブリキの太鼓を叩きつつ二巻へ。感想は最終巻に。

  • うーむ、こういう感じの、つまり昔の文体の、ヨーロッパの知的階級向け読み物というのはどうも合わないんですよね。確か映画もうーん、と思った記憶あり。
    その意味で、日本人が訳した小説と映像化という「変換」が同じ水準にあると、少なくとも当方には思えたのは結構興味深いかなと。

  • 思った物語と違った。勝手にもっと性格わるい小人が悪を露呈していくだけみたいなものを思っていたけど、割とこの主人公好けるな! まあ性格は良くないし、大変露悪的な物語。生まれた時に自分の人生を全て決めている、小人を自分で選んだ、と思っている、ところで精神病院いれられていて当たり前かしら。ただ、本当に文章のリズムが饒舌で、楽しくなっちゃう。これは二巻三巻になるともっともっとその勢いを増します。しかも色んなビートでそれぞれの物語のパートを聞かせてくれる。なんて妙なテーマ、タイトルの物語だろう。

  • 原書名:Die Blechtrommel(Grass,G?nter)

    大きなスカート◆いかだの下◆蛾と電球◆アルバム◆ガラス、ガラス、小さなガラス◆時間表◆ラスプーチンとABC◆シュトック塔から響く遠隔作用の歌◆演壇◆ショーウィンドウ◆奇蹟は起こらない◆聖金曜日の食事◆足のほうへ行くほど細くなる◆ヘルベルト・トルツィンスキーの背中◆ニオベー◆信仰 望み 愛

    著者:ギュンター・グラス、1927ダンツィヒ(ポーランド・グダニスク)生、小説家・劇作家(ドイツ)
    訳者:高木研一

  • 『百年の誤読』から。って、もうこれで何冊目になるんだろ。何はともあれ、名作への免疫をってことで、集中的にトライしてます。”見た目三歳児”の回想によって物語が紡がれるから、結構あっちやこっちやに話が飛びまくるイメージがあり、特に最初の方、ちょっとしんどく感じてしまいました。でも、お祖父さんの思い出やらが無事(?)終わり、いよいよ主人公が登場してからは、それぞれの面白エピソードが繋がってきたりして、なかなかに味わい深くなってきました。ナチスがだいぶ生活の中に膾炙してきたところで第一部は終了。

  • 面白いが読み辛い。著者の豊かな想像力が生み出した幻想の世界を楽しむ感じで読んだ。

  • 意気込んで第3部まで借りたけど、無理に読まなくても良さそうなので第1部で終わりにします。幻想小説?示唆に富む系なので、話の中に金言散らばってたりはする。うーん

  • 2016.8.4 読了

  • 難しかった。ので要再チャレンジ。
    一人称と三人称の混在は混乱した精神の表れ?

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