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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087601299
作品紹介・あらすじ
アメリカ南部のとあるモーテル。伝導師夫婦の泊まりあわせた部屋は、30年前に殺人事件の起こったまさにその部屋だった。しのつく豪雨の晩、冷たい風が吹きこんだとき、2人の影に別の影が重なった。妻に撃ち殺された男と、夫殺しの罪で処刑された女の亡霊…。彼岸と此岸の交錯するブラックホールに繰りひろげられる男女の愛憎を描いた表題作ほか、全5編を収録。《血の本》シリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
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ここはまるで、人間に消え失せた、科学という船だ。船長も乗員もいないのに、航海を続けながら、ひとりメロディのない歌を口ずさんでいる。
「愛は命を奪うものさ」
「われわれはみんな、死にかけているんだよ。生きるということは、多かれ少なかれ、ゆっくりと死にゆくことなのだからね。だが、素晴らしいんじゃないか、死にゆくときの、公明というのは?」
『私はすべて徹底的にやる。題材が血みどろの時は、かなり血みどろに書く。セクシーなものはひどくセクシーにやる。おふざけの場合はうんとばかばかしく見せる。中途半端は嫌いだ』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[非人間の条件]
[手]
[ゴースト・モーテル]
[悪魔よ、来たれ!]
[欲望の時代]が収録。 -
血の本 4
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