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- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087602005
作品紹介・あらすじ
一枚の絵のために祖国ロシアを追放された画家バラノフ。ヒトラーのドイツからも追われアメリカに渡るが…亡命生活を送る画家の悲哀を描く「緑色の裸婦」他六編。第二次大戦から冷戦へ。時代を読みながら、芸術家、中年夫婦、若者たちのすがたをドラマチックな構成力としゃれた語り口で活写するショーの傑作短編集。
感想・レビュー・書評
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久しぶりに海外純文学でも読んでみようかと。。。
ショーは初めてではないかしら。
で、結果はと言うと、余り感心しませんでした。
やや、O・ヘンリーっぽいのかな。でも、何となくピンと来ません。あれほど単純では無い所為でしょうが、そうかといって深みを感じるほどでも有りません。
ショーと言えば時代の寵児。古臭さだけが残ってしまったのかもしれません。
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アーウィン・ショーといえば、「夏服の女たち」しか知らなくて、この本をたまたま書棚で見つけたので購入。
時代がよくわかるというか、赤狩りだったりナチズムだったりと、解説の言葉を借りると「アメリカ史の縮図」。この本に収録されている話も時代性が反映されている。個人的には『忘却の川の麗らかな岸辺』を面白く読んだ。巻末の年譜がうれしい。
いずれ長編も読みたいが翻訳があるかどうか。
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