ドクター・ヘリオットの愛犬物語(下) (ドクター・ヘリオットシリーズ) (集英社文庫)

  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087602142

感想・レビュー・書評

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  • 獣医の話だから多くの死があるのかと思ったが、いろいろな生の話だった。畑正憲の訳がスムーズで、その感動をより深くしているように思う。何か所かいいセリフもある。

  • 上巻と同様に獣医さんの人々・犬々との出会いを綴った短編集ですが、下巻で出色は屁こき愛犬に悩む貴婦人の飼主とのハプニングの数々でした。爆笑ものです。このほか印象に残ったのは愛犬を安楽死させた男性が自殺する悲しい話。甲状腺障害で苦しむ愛犬を飼主が意地になってヘリオット氏のところには連れてこず、飼主の奥さんに依頼されて救う話など。どれも感動的なお話で、犬たちよりは飼主である人々の心模様を描いた人情物という感じの秀作ぞろいです。

  • タイトルを見て、「苦手そう」と思いながらも購入しましたが「当たり」でした。
    獣医であった筆者が、患畜とのエピソードに弱冠の脚色を加えて小説に仕上げています。

    上下巻で40ものショートショートを読む事ができ、どこからでも読める手軽さと内容で、おすすめです。

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