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Amazon.co.jp ・本 (236ページ) / ISBN・EAN: 9784087604061
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みんなの感想まとめ
心温まるストーリーが詰まった短編集で、著者自身が獣医であることを生かし、犬たちとのふれあいや彼らを取り巻く人々の姿が描かれています。舞台は第二次大戦後のイギリス・ヨークシャーの架空の町ダロウビーで、個...
感想・レビュー・書評
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見た事はあっても読んだ事なかった本。出版は1995年だったが、作者もこの年に亡くなっている。これまでの作品に収められた傑作選。程よい長さの10篇がおさめられている。
ドクター・ヘリオットは獣医で、馬や牛も診るが、犬や猫といったペットの動物たちを診る方が好きで、往診もする。第二次大戦の後のイギリスはヨークシャーのダロウビー(架空のまち)で開業している。
作者自身が獣医で設定や名前に工夫はしているが、仕事の中で見聞きした事象などを元に描かれたノンフィクション・ストーリー。
10作品には8頭の個性的な犬が登場する。どれも犬を愛する人物が犬について語るのだが、どれも感じが良い。ドクター・ヘリオットが好人物で、人付き合いが上手く、往診の際のやり取りなど、さすが!と思わせる。
ペットと使役する動物を厳密に区別するところが、ペットしか知らない私には興味深かった。もっとも、農場で飼われている牧羊犬などは多分にペット的なところはあったであろうと作者も書いていて、可愛がられていたのだろうと思う。
また、癲癇や肺炎など、人間と同じ病にかかる事も驚かされた。
犬を飼っていてもいなくても犬が好きな人におすすめです。
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多くは”ヘリオット先生奮戦記”からの転載ですが、何篇かは私が読んだことの無い話も混ざってました。
この人の作品については、特に語ることもありません。苛酷な環境に暮らす、どこか奇妙な農民や町人達と、もちろん主人公の犬たちを著者は暖かく、冷静に描いていく。
動物好きな人だけでなく、今の社会に疲れた人に読んでいただきたい本です
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獣医は動物が好きでないと勤まらないね
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過保護に甘やかされる犬、瀕死から奇跡的に助かる犬もいた。自然治癒も大切なんだなと思った。猫物語の猫に比べてやっぱり犬のほうが人間になついてるなと感じた。
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この「犬物語」には、ヨークシャーと言う土地と犬に対する作者の愛情が満ち溢れた10作の短編が収められています。犬好きの私には、どれもこれもたまらんものがありましたが、どれか1作と言われたら、「大変身した犬、ロイ」でしょうか。
犬に対する愛情が体中に満ち溢れた世話焼きの老婦人、ドノヴァンさんは可愛がっていたテリアを事故で失った後、二度と犬は飼わないと言っていた。しかし、つながれっぱなしの虐待されたレトリバー・ロイを見たとき、彼女は・・・
犬を飼って世話をすることで、自分が助けられる・・・・動物好きの人なら、誰もがうなずくこの物語、判りきった筋立てですが、読んでいてじんわり涙がにじんできました。
犬って、良いよねえ、動物っていいよねえ、そして人間も、・・・・そんな気持ちにさせてくれる作品でした。 -
03mmdd読了
大熊栄の作品
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