- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087604504
作品紹介・あらすじ
ナイロビの英国高等弁務官事務所に勤める外交官ジャスティンは、庭いじりをこよなく愛する中年男だ。礼儀正しく誠実な人柄で知られている。そんな彼のもとに、突然、最愛の妻テッサが、咽喉を掻き切られて全裸で発見されたという知らせが飛びこんだ。人類学者リチャード・リーキーの発掘現場に向かう車中で、何者かに襲われたのだ。静かな怒りとともにジャスティンは、真相解明に立ちあがる。
感想・レビュー・書評
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ナイロビ駐在の英国高等弁務官の妻がボランティア活動中にアフリカで同行のアフリカ人医師と共に殺害される。英国警察の調査で不倫の疑いがあった妻とアフリカ人医師に嫉妬した高等弁務官である夫が殺害したと捜査・取調べを続けるが被害者の妻が出産時に入院していた病院でのアフリカ人女性の病死から事件は意外な方向へ展開する。
夫は真相を求めて単身で調査を進める内にアフリカでの薬の販売利権がらみで英国政府も巻き込んだ巨大な陰謀を突き止める。。。
この小説は2006年に映画化され当時話題になった作品です。映画は見ていない(というより小説が先行している映画は殆どの場合内容が簡略化されている)ので小説を読んだのですが、、、
もの凄く読みにくい小説です。作家のジョン・ル・カレの原語版でも読みにくいという事も聞きますのでその翻訳が難しいと想像はしますが、言い回しが複雑で喩えが殆ど不明(英語圏センスが必要)更に時間軸の繋がりが判り難く、折角の素晴らしいストーリーが台無しです。
小説の最後も何だかスッキリしない内に終わってしまいます。小説家(大家ですが)なのか翻訳者の問題なのか判りませんが読み続けるのにそれなりの覚悟が必要な小説でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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ミステリ
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感想は下巻
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映画を見てから読んだ。よかった。
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話がなかなか進まない上に、主人公が誰かわからないぐらい能動的。不要な描写が多い。映画化された作品なので、下巻から面白くなるかも?
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主人公が、なかなか動きださない。物語が前に進まない。じれったい。下巻での展開がどうなるのか楽しみというか期待したい。
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人物名が頭に入らない。
それを除けば、描写の巧みさなど一級品。
臨場感を失わないまま、下巻に。
主人公には似合わない描写で始まる物語。
いつしか無感情な様子が特徴となって魅力へと。
しかし救いがない。
思い出すのはスーダンのリンクを貼ろうというキャンペーン。
まだ、Webがマイナーな広告だった頃だろうか。
さっぱり覚えてないが悲しくなった。
下巻が検索出来ない訳を教えてほしい。 -
これほど読みにくい翻訳本を読んだことがない。展開がまた遅々として進まない。上巻使ってようやくこれから主人公が動き出すところ。こっから面白くなるはずと期待して、下巻を読もう。しかし、読むのに時間がかかる…
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「ナイロビの蜂」(ジョン・ル・カレ:加賀山卓朗 訳)上巻読み終わった。チョー久しぶりだなこの人は。上巻読み終わるのに2週間もかかってしまった。しかしいよいよ巨悪との対決が始まるであろう下巻に突入。読むほうもエンジンが温まってきたぞ。