- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087605082
感想・レビュー・書評
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さまざまなことが重なり二冊の読了まで2ヶ月かかってしまいました。
下巻にて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出だしから、「忘れられた本の墓場」シーンで、これからどんな展開が待っているのかと、期待感の高い振り出しから始まった。ところが、主人公ダニエルと盲目の娘クララとのストーリーと、なぞの作家の繋がりが見えず、出来事は面白いものの、やや我慢の読書が続いて、上巻の終わりがけに俄然展開が進み出した。
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2006年時点で37か国語で翻訳出版された本作品は、特にヨーロッパ各国で話題になり500万部を超えるベストセラー作品。
実は本書を読み始めて100頁くらいで退屈すぎて一度読むのをやめました。
この本が、なぜこれほど絶賛されているのかわからないまま。
そこで、訳者のあとがきを読み、いくつかの書評に目を通すうちに、下巻のヌリアの手記あたりから本書の種明かしが始まることを知り、とりあえずそこだけ読んで、それでも面白くなければ作品との相性が悪いんだろうと諦めることにしようと・・そして結局全編を、後ろから読むことになりました。
上巻で躓きそうになった私のような読者は、我慢して下巻まで読破してほしいことを切に願います。
小説では2種類の人間が出てきます、誰かのために尽くそうとする多くの善人と、誰かの足を引っ張ろうとする極悪人。
そして、一人の巨悪の前では、多くの善人の無力な様がスペイン内戦という時代背景を絡めながら展開されますが、なんといっても本書の魅力はよく考え抜かれた構想です。この着想を37歳の作家が成しえたという点でも驚きです。
翻訳者について、書評では賛否両論が散見され、確かに所々言葉としておかしな箇所がありましたが、全体的にはそれほど悪くない読みやすい日本語訳だったと思います。 -
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michiさんリコメンド。
まだ上巻なのでいろいろ謎ばかり。
下巻期待age. -
マイミクさんの推薦で手にした一冊。
上巻を読了。
バラバラだった糸が絡みあってきた。
全体のレビューは下巻を読んでから。 -
古本屋へ
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小説
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挫折
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おもしろい!ミステリーとしても、青春ものとしてもおもしろい!あと、本好きならなおおもしろい!!